成都プログラミングツアー 2012 Part4

宿泊施設編

中国の朝の通勤ラッシュは結構ひどく、車がなかなか動かなくてイライラなのは当然としても、地下鉄もグチャグチャで危ないので避けた方かいいと言われた。なのでソフトウェアパークの近くのホテルを抑えたのだけど、実はこの辺りはホテルに関してはそれほど選択肢が多くない。

ソフトウェアパークまで歩いて行くのであれば、Holiday InnとInterContinentalが場所的には近い。Holiday Innは二軒あり、west側の方が若干近いが、差は徒歩にして2分くらいの誤差レベル。InterContinentalは弊社の「奴隷が泊まってもいい施設リスト」にのってなかったため、最初から検討対象外。

これはHoliday Inn East、遠い方。4月はこっちに泊まった。ホテルの看板よりも盛大に近所のマンションの分譲広告を出すという手法が新鮮である。

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こちらがWest。6月はwestを予約できた。施設としてはwestの方が古くて大きいのだけど、やはりコンビニ、駅、ソフトウェアパークから若干近く便利な分、予約はwestが先に埋まるようだ。_0011944

さてこれは何でしょう。

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洗面台の栓。これ、部屋に入って最初は最初閉じていたんだけど、開け方が分からず。何も考えずに手を洗う→水がたまる→待てども待てども流れない、という困った状態に。普通は近くにあるレバーを引き上げるとかで動くと思うんだけど、そういうものがどこにも見当たらない。

いろいろ探したけどどうしても分からないので一緒に行った先輩に聞きにいったところ、コイツ自身を直接押せば開くのだという。なるほど、そういうタイプがあるのか…あまり旅行とかしないから知らなかった。手洗いくらいで良かったけど、間違って歯磨きしてグジュグジュ、ペーとかやってたら、到着初日からかなり嫌な気分になっていたことであろう。

部屋はなかなか余裕のあるサイズ(写真はeastの方。westもちょっと古い以外はほとんど一緒)。写真はちょっときれいに写りすぎな気がするけど。中国の田舎にあるようなかび臭くて真っ暗な部屋でなくて安心した(それでも東側の中国人にいわせると成都はかなり田舎らしいけど)。

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テレビ、デスク、冷蔵庫完備。テレビは昔懐かしのブラウン管。ブラウン管にあまり違和感を感じないのは自分がブラウン管テレビしか所有したことがないからか。パソコンは長らく液晶モニターだけど。テレビ番組の方はNHKやらNBCやらいろいろやっていた。中国語はさっぱりなので、日本語ないし英語で聞けるのは助かる。

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あと最近当たり前になりつつあるInternet接続はWired/WirelessともにOK。結構広範囲にWi-Fiが届いていて、ホテルの入り口くらいまでは通信できていた。VPNもブロックされていなかったのでホテルに戻っても仕事が継続できるという、正真正銘の奴隷仕様。尤もVPNはサーバー側が中国からの接続をブロックとかしていたら終わりなので、接続先の設定にもよるけど。自分も昔自宅でサーバーあげてたときはChina/Korea/IndiaからのSSHポート接続があまりに多かったので、SSHのポートを6万番台に移した上でこのあたりのIPからの接続ををFirewallで全部捨てるようにしていた。

ちなみに地下鉄の駅名にもなっている「世紀城」はCentury Cityと訳しているらしいんだけど、日本語ではセンチョリーシティーと書くらしい。
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…そこは間違えちゃダメなんじゃ?

6月にwestに行ったときにも部屋に入って真っ先にチェックしたけど、そこは利用者の期待を裏切らない、安定した品質。

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Holiday Inn…やるなぁ。

ホテルの食事

4月と6月の2回いったのだけど、4月にいったときはJTBの手配ミスなのか、朝食付きプランになっていた。会社のルール上出張での朝食付きは基本的に選べないはずなんだけど。んなわけで本当は仕事しにいっているんだけど、朝からビュッフェ形式の豪華な朝ご飯を満喫。この辺りは外に出ても朝ご飯を食べるようなところがないので、朝ご飯はホテルで食べられるならそれに越したことはない。ただし、ホテルの朝食は昼飯が外のお店で何食も食べられそうな値段を提示されるので、会社が払ってくれるとかでなければオススメはしない。

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昼も夜も辛い炒め物ばかり食べているので、朝は毎日洋風にしていた。こんな感じで材料かき集めてきて、IMG_5544俺様特製サンドイッチ。ハンバーガー屋さんのまかないみたいで、ささやかながら毎日楽しかった。IMG_5549フルーツとかもまぁ無難。東南アジアのホテルなんかは、現地の料理は口に合わなくてもフルーツだけはどれもすごくおいしかったりするんだけど。ここは東南アジアではないので(?)ちょっと中途半端だったかなぁ。IMG_5551

周りの人が何を食べているかも静かに観察していたんだけど、ある日中国人の人が朝っぱらから担々麺食っているのを見て、俺もいつかやらなければ!とおもい、最後の日に勇気を振り絞っていつもは軽く会釈するだけのシェフに告白した。

「担々麺」

自分一人では他の言葉はしゃべれないので、ひたすら「担々麺」を連呼して敵を圧倒する作戦。「〜をください」すらなんていえばいいのか分からない。おかけで担々麺が食べたいという情熱は伝わったようだった。

担々麺はメニューに載っているわけではないので、その存在を知らなければオーダーすらできない。朝から担々麺なんか食べていた見知らぬ中国人のオッサンに感謝である。_0011874

ちなみに街中のレストランで食べる奴のが中国っぽいというか、上品すぎなくておいしかった。街中で食べている暇がなかったとかなら、ホテルでいただけるのはうれしいかも知れない。

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InterContinental

InterContinentalには宿泊していないのだけど、目の前にあってものすごく豪華だったので「少し見学しよう」ということで中をのぞいてきた。
_0011869もうなんか、Holiday Innとはレベルが数段階違う。雰囲気作りがただ事ではないレベルで、照明も効果的。すごい。_0011870

InterContinentalは周りもいろいろ同様にこった作りになっている。歴史的な街並みとモダンなデザインを取り込んだような不思議な雰囲気。夕方からは様々な色でライトアップされて非常に美しい。基本的にはレストラン街になっている。_0011867仕事でなく観光だったら間違いなくこちらに泊まった方が楽しいと思うが、しかし観光だったらこんな僻地ではなく都心部の方が利便性がよい。世紀城は幕張メッセのようなコンベンションセンターがあるのだけど、おそらくそこでイベントが催される時の客を期待しているのだと思う。観光に使うには少々都心から遠すぎる。

そんなわけで、Holiday InnのWest Towerがソフトウェアパークで奴隷として働く皆様には大変おすすめとなっております。

成都プログラミングツアー 2012 Part3

2013年も半分が過ぎたというのに、今更2012年の成都出張を写真で振り返るシリーズ。しかも、プログラミングツアーを掲げながら一言もプログラミングについては話さないという…まぁ仕事の関係で書くべきでないことが多いし、職場の写真もセキュリティ絡みで貼れないので仕方ない。

Chengdu Tianfu Software Park編

成都にはTianfu Software Park(天府ソフトウェアパーク、日本の漢字で書くと天府軟件園かな)というエリアがある。地下鉄最南端の世紀城からさらに徒歩10分以上という都心部からはだいぶ離れた僻地だが、ソフトウェア開発を中心としたハイテク関連の教育施設や、企業が集中している。なかはさながら大学のキャンパスのようで、歩いている人は若者ばかり。

最北端エリアの入り口には010101…と彫り込まれた謎のオブジェ。

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Google Mapsで探したら同じところのズームアウトした写真があった。この辺。Googleの地図で見るとスッカスカだけど結構ビルがたくさんある。敷地の周りは建設中のマンションやらビルやらがすごいことに。本当にこんなにたくさん需要あるの?っていうくらい、そこら中に建設中。周りを見渡せば視界はみんなこんな感じ。

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ここで働いている人たちはみんな車で通ってきていて、近所に住んでいるという人はいなかった。まだまだこれから発展するエリアなのだろう。

南北に縦長の構造になっているソフトウェアパークは、歩いて縦断するのをためらうくらいに長い。というか普通歩かない。辛い食べ物ばかりで飽きていたところに「マクドナルドが2ブロック南にあるよ」っていわれて、2ブロック歩いたら往復30分は軽くかかるとか、そんなレベル。広い。

McDonald’s

で、そのマクドナルドはこれ。方向が逆なので肝心な建物が写っていないけど、見慣れた赤い看板が目印。マクドナルドなら英語も通じるのでは?という一方的な期待で英語で話しかけてみると、案の定全く通じないんだけど、English、Englishって騒いでいたら(無力…)、カウンターの下から英語表記のメニューがでて来て、一言もしゃべらずに指差しで無事オーダーすることができた。さすがワールドクラスなお店は違う。

メニューは日本のそれとまぁまぁ似た感じ。ただ、そこらで中華料理のランチ食べるよりも値段が少し高いくらい。滞在中に一度行っておけばいいかな、くらいの感じではある。日本で食べられるものを頼んでもおもしろくないので、キャンペーン中だった辛い鶏肉バーガー(名前はよくわからん)。


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ビッグマックのような紙の箱に入ってやってくる。すごく辛いのを期待したけどピリ辛レベル。まぁなんというか、四川だからってみんなが北極ラーメンレベルの辛いものを食べているわけではなく、唐辛子をつかった料理が多いだけなんだろうな。逆に日本の激辛みたいな、馬鹿みたいに辛いのはあまりないように思う。
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Cello Coffee

Software Park内の各建物にはアルファベット+数字一桁の名前が振られている。北のエリアのA9という建物(美食広場?)は1Fが食堂になっているので、お昼になると各建物からたくさんの人たちが集まる。フードコートあり、似非韓国料理あり、でも基本中華。中華も本来はいろいろあるはずだけど、ここは例によって赤いやつばかりなので、辛いのが苦手な人には少々厳しいコース。

そんな中で唯一、洋食っぽく、なおかつジャンクフードではないものがいただけるのが、A9最南端にあるCello Coffee。
_0011831合計2週間も過ごした割にこの店は二度しかいかなかったのだけど、中華も洋食もありで、いろいろと好みのわかれるメンバー同士で行っても大丈夫。3人でいったときはピザ、サンドイッチ、スパゲッティと本当にバラバラな注文をした。ただし周りのお店よりも少し割高な感じで、他の店に比べるとちょっと空いていた。

このCello Coffee、店員に少し英語が通じる。そこらへんを歩いている人には、日本と同じで全然英語は通じないので、現地の言葉がしゃべれない自分みたいな人としてはこれは重要なポイントになる。同じA9の建物には日本でも見慣れたSubwayがあるけど、何しろここですら英語は全くダメ。

_0011837Subwayは、ホテルの近所にカフェがなかったこともあり朝飯に使えるかと思って「朝何時からやっていますか」って聞いたんだけど全く通じず。あ、でも余談だけど、スマホにGoogle翻訳で中国語に翻訳したのをしゃべらせたら通じたんだよね。Googleスゲー。このとき中国行くときはスマホ必須だと思った。この時はクレカ流出で話題になったGlobal Dataの3G mobile routerもっていて、結構重宝したんだ。おかげさまでカード不正使用されてカード番号変わりましたがね…

で、自分の注文したピザ。特別に美味しいというわけでもなかったけど、毎日昼も夜も中華で飽きているので、たまにはこういうのが欲しくもなる。日本ほど様々な国の料理が食べられる国は他にないとよくいうけど、たまに海外に出ると本当にそう思う。それでも成都はインドよりずっといいけど(インドに行くとカレーしかないのはほんと勘弁)。

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ご飯と炒め物のセットみたいなのもある。こういうのはここでは割と定番っぽい。フツーにおいしい。

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追加でエビと野菜の炒め物を注文した。赤くない。ここは注文すると普通に、日本で食べるような優しい中華料理がでてくる(ことが多い)。もちろん注文を間違えれば真っ赤な炒め物とかもあるので危険だけど。
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そのほか

これはCello Coffeeの向かいにある中華料理屋さんの麻婆豆腐定食。毎日麻婆豆腐食べているからもういいだろう、って感じなんだけど、このお店は安い割に結構おいしかった。IMG_5625

これはまた別の店だったと思うんだけど、見た目が衝撃的でつい手に取ってしまった。名前はわからないけど、冷たい辣油の海に浮かぶ鶏肉。お約束の花椒もきいていてまさに四川。四川料理って適当に頼むと半分くらいこんな色なんだよな。

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See & Seen

北側のエリアの入り口には郵便局があるのだけど、これはその隣にあるCoffee Shop。いつも金髪のおじさま達がたむろしていたけど、中に入って値段をみたらあまりにも高かったので驚き、笑顔で立ち去り、ついに中国を去るまで一度も入ることはなかった。だってコーヒー買うだけで他のお店へ行けば昼飯1食いける値段…

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実は成都には合計三回いっている。中国でおいしいコーヒーになかなか巡り会えないのは分かっていたので、このときはドトールの小分けのドリップコーヒーを持って行った。それほどかさばるものでもないし、中国に行くなら絶対に持って行った方がいい。

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別にコーヒーが存在しないわけではないし、街に出ればスタバも結構ある。金さえ出せばコーヒーを出すお店はあるのだけど、日本でいうところのドトールみたいな、安いけど美味しい、庶民向けのコーヒーがない。缶コーヒーとかもないし。

というわけでソフトウェアパーク食糧事情でした(あれ、そういうテーマだったっけ?)。

成都プログラミングツアー 2012 Part2

昨年の成都出張の話の続き。写真を見ながらテキトーに振り返ってみる。

カルフール

成都の中心部にいくとスタバやらマクドといった日本でも見慣れた店が並ぶ。かわったところでは日本が元祖の味千ラーメンとかも。成都はちょっと離れると建設中のビルだらけで何もない、まさにこれから発展する田舎町といった感じだけど、中心部はさすがに高級ホテルや料理屋が並び、ブランドもののお店もたくさん並んでいる。日本から移住しても違和感なく住める感じ。もちろん言葉が通じてお金があれば、だけど。

そんなわけで中心部にはそれはもういろいろなお店があるわけだけど、お土産なんかも含めてお買い物に行くならカルフールがよさそうといわれた。たしかにものすごく広くていろいろなものが手に入るお店だった。日本人ならイトーヨーカドーの方がよさげだけど、すこし遠くなって車で移動になるといわれたので、時間もなかったしカルフールで妥協した。とりあえずお土産に、お菓子かお茶でも買って帰って、あとは自分用に四川料理食材を買い占めようと決めていった。

ちなみにほかの人たちは自分よりも数日早く到着していて、武侯祠をみてその周りの土産物を見るというコースを楽しんだらしい。観光を兼ねるならこれもいいコースだね、確かに(日本語しゃべれるガイドさんつけないと展示されているものはあまり楽しめないと思うけど)。

お土産はプロジェクトメンバー向けは、5、60人規模のプロジェクトだったので、とにかく数が多くて1人分単位で包まれているお茶を選んだ。福建省の鉄観音。え?四川省じゃない?いいのいいの、そんなことはどうだって。俺が飲むんじゃないし。だいたいみんな四川と福建省とか違いわからんでしょ。一応四川のジャスミンティーとかもあったけど、お土産というよりは自分で毎日飲むためのものってかんじのパッケージングでねぇ。

地下の食料品売り場は日本といろいろ違っていて、一人で1時間以上ブラブラしていたけど飽きなかった。中でもすごかったのがこれ。四川料理が好きな人は羨望の的、花椒の山。ビリビリとしびれる独特の香りのあれ。花椒は緑と赤の二種類があるんだけど、緑は日本のお店ではほとんど売っていない。それが、奥さん、すくい放題ですよ。

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花椒のグラム売りなんか日本でやっても絶対に売れないだろうな。あるいは横浜中華街とかいけば普通に買えるのかなぁ。とにかく四川料理には欠かせない食材。日本のスーパーって食材の香りとかあまり感じないけど、アジアのスーパーってこの手の香辛料とかの香りが充満していてすごいと思う。

あとカルフールでは豆板醤を買おうと思っていたのだけど、あいにく自分好みの熟成タイプがおいていなかった。全部紅油、ラー油に浸ったみたいな状態のものばかり。油に溶けているタイプは帰りに鞄の中でこの油が漏れたりしたらいやなので、買わなかった。

豆板醤は日本のスーパーで売っているような赤いのは熟成期間が短いもので、鮮やかな赤色で辛さが強い。一方1年以上熟成されたものは色が黒ずんできて、辛さもやや落ちてまろやかな感じになる。熟成ものをつかって、辛さは粉末の唐辛子(中国語は粉じゃなくて面っていう)でだすと、本場っぽい麻婆豆腐になるとか。まぁ日本でもお店を選べばこれは買えるんで、無理してお土産に買わなくてもいいと思っている。

そうそう、成都には麻婆豆腐発祥のお店である陳麻婆豆腐の本店なんかもあるけど、前回来たときに食べたのでこのときはいかなかった。国営の中華料理店なんだよね、あれ。すごいよなぁ。日本もお台場とか新宿とかにお店がある。でもどの店に行っても味が違うんだよね、あれ。ばらつきがあるというか。成都で食べたのはそれほど辛くなく、むしろお台場の辛さの方がが際立っていた気がする。まぁ現地人によれば陳麻婆も観光向けに合わせすぎているところもあり、あれが一番かっていうと別にそうでもないらしいけど。

カルフールの入っている建物には、Apple系の品を置いているお店もあった。写真だと何撮ったんだかよくわからんけど、真ん中の黒い店ね。現地のプログラマーさん達も、結構iPhone持ってる人とかいたからこの辺は日本も中国も同じだなーと。
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2日目晩ご飯

そうこうしているうちに夕方になってしまったのでホテルへ。戻ったらみんなでご飯。どこのお店だかは外観写真もないし、ぜんぜん覚えてない…

まずは青椒肉絲…って昼食ったでしょ。昼のは青唐辛子が入っていたけど、ここのは普通だった気がする。よく覚えてないけど。

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北京ダック。だった気がする。こういう色のは基本辛くないことが多い。IMG_5529

麻婆豆腐。そんなに辛くなかった気がするが周りはヒーヒーいってた。IMG_5530 これは青唐辛子がはいって結構辛かったんじゃないかな。

ちなみに注文は昔台湾に住んでいたという先輩がしてくれたので、俺ら日本語だけの人たちは黙ってみているだけでよかったんだけど、一人だったら何も頼めないわ、俺。IMG_5534

最後の方はみんなどうでもよくなって、ネタ的に赤いものを狙って注文し始める。でもこれはトマト系で見た目ほど辛くなかった気が。四川料理、写真だけでは味が判断できず本当に難しいわ。

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中国語は全然できないんだけど、白いご飯を注文したいときはバイミーファンでいいらしい。白米飯。ただイントネーションが難しくて、うちらは誰が言っても一回では通じなかった(みんなで5、6回いってやっと通じる、みたいな。端から見ると馬鹿みたい)。メニューにはわざわざ書いてないことが多いので、中国に行くなら覚えておくといい。

成都プログラミングツアー2012 Part1

写真整理していたら去年の今頃に出張で訪れた、四川の写真が大量に出てきた。そういえば出張記録を書き始めたのがこのblogの始まりだったのに、上海の空港についたところで力尽きてやめてしまうとか、テキトーだったなぁと思い返して続きを書いてみる気に(今更)なった。

もっとも1年前のことだから写真見ながら思い出したことを書いてみようっていうだけなんだけど。そんなわけで2012。

前回までのあらすじ

当時俺様は某大規模プロジェクトの1チームリーダーをしていた。大規模とはいっても、自分のチームに限っていえば開発規模がそれほど大きくなかったこともあって、メンバーは少数の日本メンバーのみで構成して開発する計画になっていた。

しかしプロジェクトの状況が厳しくなるにつれ、何度も上からGD(Global Delivery、中国のプログラマーを使えって話)に切り替えろ、という指示が出ていた。そんなこと突然いわれても困るので俺様は何事もなかったかのように華麗にスルーし続けたが、ある日社内でクーデターが発生し、PMが一夜にしてGD強行派に交代、その他のリーダー体制もPMが望む形で次々に入れ替えられていくという事態に。

GD反対派の筆頭である俺様なんかさっさとクビにしてくれればいいのに、誰がどういう入れ知恵をしたのかプロジェクトに残ることになり、しかも「来週からGDメンバーが10人くるから、遊ばせないように作業指示出しておいて」というかなり不本意かつ意味不明な指示を受けることとなる。2週間後、スキルトランスファーのためにほとんど何の準備もなく、GDメンバーのいる中国四川省の成都へ四川料理満喫の旅に旅立ったのである。これはそのときの記録である。

というわけで、1〜2日目あたりから再開すれいいかな。といっても途中は仕事だから3日目以降はほとんど書くことないか…

そういえば1日目、上海行きの飛行機で昼食にFishで頼んだら、鰻がでたんだよね。これ美味しかったんだ。機内食でこんなまともなご飯でたの初めてで。東方航空ってあまりイメージよくなかったんだけど見直した。まぁ日本発だからだろうけど。

IMG_5428上海で5時間待ちなのは前回(=去年)書いた。5時間待った後は、だいぶ小さい飛行機に乗り換えて成都へ向かう。このときは人大杉って感じで、もう一回り大きい飛行機でいい気がした。タラップも人乗りすぎじゃね?IMG_5460機内食は昼が魚(?)だったので、肉に。漢字で「猪」ってかいてあるけど、中国ではイノシシと書いて豚肉のことらしい。うなぎから打って変わって、フツーの、想像しやすい機内食になってきた。まぁそれでも、インドに行ったときの「Mutton or Chicken?」でどっち選んでもカレーだったという、究極の選択的なアレよりはまだ安心感あるけどな。

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成都につくのは順調にいって夜20時半頃。日本を11時にでているのにこんな感じなので本当に途中の5時間が恨めしい。ちなみに成都の双龍国際空港は、探したんだけど1日目の写真には1枚もなかった。自分的には観光で一度来ていて2回目の訪問だったからつまんなくて撮らなかったのかなぁ。

空港へは言葉が通じないけど会社の社用車でお迎えが来てくれていて、その人にホテルまで連れて行ってもらった。こういうときだけは大きな会社に勤めていてよかったと思う。海外にいって最初に困るのって、変なタクシーに引っかからないよう足を選ぶとかってところだからねぇ…

2日目

土曜日に移動したので2日目はお休み。そんなわけで街中に出かけてみることに。成都では3年くらい前に地下鉄ができていて、南北の移動には結構使える。そんなわけでホテルから近いCentury City駅から地下鉄で移動。タクシーもあるけど言葉通じないから難易度が高いし、時間帯によっては交通渋滞がひどくて車が動かなかったりするので、地下鉄でいけるところならこれがいいんじゃないかと。車も乗ったけど、平日の朝9時とか夕方6時とかは、まともに車走っている感じがしないからねー。

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地下鉄に乗るには、駅の自販機で切符を買う。日本のパスモとかスイカみたいなICカードを買う。販売機は液晶画面で行き先をタッチすればいいだけ(これを体験すると日本の切符販売機はなんとわかりづらいのだろうと思ってしまう)なので、中国語がわからなくてもOK。ただし100元みたいな額の大きい札は入らないので事前にホテルとかでくずしておいた方が吉。

この切符は降りるときに回収される。日本もそろそろ磁気切符やめて全部この方式に切り替えればいいのになぁ、と思う。

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ちなみに地下鉄は改札を通ったところで、なぜか空港さながらの荷物検査がある。引っかかっている人は見たことがないが。通勤時間帯には乗らなかったのでわからないんだけど、あんなことやっていて混雑しないのだろうか。

担々麺

初回四川訪問時にはあまり街中をブラブラしている時間がなかったので、今回は絶対に担々麺を食べよう、と決めてお店も調べておいた。とりあえず日本人が結構訪れていそうなイメージのこちら、成都担々麺。実際にはちょっとお値段高めみたいで、隣の店のが繁盛していた。

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四川の担々麺。担々麺は元々行商で棒で担いで売り歩いていたから担ぐという字が入っているらしい。実は何度かそういう感じで売り歩いている人も見かけたが、やはり店で落ち着いていただきたい(ていうか、担いでいる人から買ったら、その場で立ち食いするのだろうか。謎だ)。

写真ではわからないけど四川で担々麺というと、ご飯茶碗くらいのサイズに汁なしで出てくる。茶碗の底には豆板醤モリモリな汁が仕込んであって、混ぜ混ぜしてからいただく。上に載っているのはカリカリの挽肉。IMG_5473

日本でこういう担々麺出す店ってほとんどないと思う。「四川」を語っている担々麺のお店は完全に日本風にアレンジしちゃっている。四川のはラーメンのように主食として食べる感じではなくて、軽く最後に食べる感じだから、仕方ないのかもしれないけど。阿吽とか楊とか、あれはみんな四川風だけど日本風にアレンジが入っている。で、汁があるのは完全に日本風で四川にああいうのはない。IMG_5474

こちらは青椒肉絲炒飯。一緒に出張した人たちはみんな辛いの苦手、ということで辛くなさそうなのも選んだわけです。IMG_5471しかしこれが実は失策だということに気づくのはがっつり口に入れた後。青いのはピーマンだと思いきや、半分くらいは青唐辛子だったりする。激辛ってことはないんだけど、ピリピリくるので「こ、こんなはずでは…」となること請け合い。四川も何日かいるとわかってくるのだが、四川料理は見た目で赤いやつと緑色いやつが危険。初心者は赤いやつだけ警戒してしまうが、緑にも同じくらい警戒する必要がある。沸騰魚とか、別の日の写真で貼ろうと思うけど、色からは想像できない恐ろしい辛さだし。

なお、ちょっとした発見が、このテレビ。あー、PANASONICにやられちゃったあのメーカーですよね…

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とおもいきや…

IMG_5479SANYQだった。

日本では本家がなくなるのは時間の問題になってきたが、こうなったら是非本家がなくなっても、テキトーにうまく生き延びてほしい。

こちらはメニュー。漢字でなんとなくわかるんだけど、注文しようと思っても発音がわからない。ものすごく高い場所にあるので指さすこともできない。担々麺くらいならダンダンメンとか適当に発音しても通じるんで何とかなるけど、いろいろ頼むなら紙とペン、あるいはスマホで書いてみせるとかしないとしゃべらずに注文するのは難しい。

IMG_5480CITIBANK

地下鉄に乗るにもご飯を食べるにも必要なのがお金。

海外にいくならちょっと無理をしてでもCITIBankの口座は持っておきたい。成都にも天府広場付近に24時間ATMがあるので、お金が必要になったときにここへいって下ろすようにすれば、空港で不本意なレートでたくさん中国元を買わずにすむ。100元札ばかり大量に持ち歩いていても、そこらの小さなお店ではおつりがでなくて、ものすごくいやな顔されるので、少額ですこしずつおろして使えるっていうのは結構便利。

大きなお店はクレジットカードでいいけど、ご飯食べたりそこらでお土産買うのには現金が必要。でも行く前からいくら必要になるかなんて、なかなか想像つかないからね。ちなみにCITIのカードはCITI以外のATMでも一応下ろせることにはなっているけど、自分は試さなかった。手数料も違うみたいだったし。IMG_5490

写真がたくさんあるので長くなっちゃうな。今日はここまでにしよう。

iPhoneの設定

携帯電話の設定

余談だが外国に着いたらまず最初にケータイを適切な設定に変更しておく。勝手にデータ通信が始まってデータローミングなんかされたらたまったものではない。今回はGlobal DataのMi-Fiがあるので、iPhoneの3Gデータ通信は一切使用しない。この場合はCellular DataをOFFにする。Softbankの海外パケット定額を使う場合はONで、Data RoamingもONにする。Cellular Data ONでData RomingをOFFにしておくとパケット通信は行われないがSMSとかは届くようになる(はず。個人的にはあまり意義を見いだせない設定)。

Enable 3GをONにしておけば、ローミングで電話をかけられるし、日本からの電話も受けられる。とはいえ、ひとたび電話にでてしてしまうとそれだけで数百円取られてしまうので、実際には誰がかけてきたか見るくらいにして電話には出ない方が無難。電話を使う気がないのであればEnable 3GもOFFでかまわない。

中国で海外パケット定額を利用する場合はCarrierのAutomaticをOFFにして、CHN-UNICOMを選択する。左上には「中国联通」が出てればOK。

浦東国際空港で乗り継ぎ

浦東国際空港は上海の空港だけあってものすごく広いのだが、何もおもしろいものがない。前回は中国に初上陸だったのでMaglevとかに乗ってみたりしたが、前回既に最高時速を体験している(時間帯によって運行速度が違うらしい)し、珍しがって何度も乗るようなものでもない。次の乗り継ぎまで間が5時間もあると、次の便のチェックインもまだ上海に着いた時点では受け付けてもらえず、なのに成田で預けた荷物は一度上海で下ろされてしまうので、重い荷物を引きずって回らなければいけない。どう見ても悪質な嫌がらせである。

とりあえず入国

成田→上海が事実上の中国入国になるので、パスポート見せて入国カードだして手続きをする。中国語で話されて何言ってるかサパーリわからないのだが、パスポートの写真と本人確認のためにカメラの方を見ろ、っていわれるのでそこだけ注意する。指さしてくれるから何となくわかるが、何も知らないと若干戸惑う。俺、時代遅れなんだろうか。

入国手続きが済んだらBaggage Claim Areaへ。ただの乗り継ぎなので預けた荷物がここで必要になる予定は全くなく、そこら辺は勝手にうまく次の飛行機に積んでほしいのだが、成田のチェックインで「上海で一度荷物を受け取ってください」って言われているので渋々取りに行く。ちなみに浦東国際空港は2つターミナルがあるけど、中国東方航空が到着するのはTerminal1、古い方。

Transit01

何番のレーンに荷物が流れているのかはここの画面に出ている。とっとと番号のレーンにいって、荷物を回収する。

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ここはとりあえずどこの空港でも一緒。誰よりも早くベルトコンベアに駆け寄り、周りの人々をなぎ倒してでも自分の荷物を確保する。

baggage claim area

預けた荷物をピックアップしたら(Transfer Serviceみたいなところがあるけど、たぶん違うので)税関申告なしの出口から荷物を持って出る。乗り継ぎなんだけれど、まぁ要するに一般の、上海で降りるお客さんと同じ扱い。

お店とか

浦東空港は3階建て。到着ロビーが1Fで、3Fが出発ロビー。2Fは基本は吹き抜けで1Fとつながっているけど、軽食のあるCafeがある。入ったことはないけど見た目かなり中華風なので、単にコーヒーが飲みたいなら3Fの角っこにあるこちらのCafeの方がいいかも。自分はこれも入ったことないけど。

Cafe on the 3rd floor

Maglevや地下鉄に乗りたければ2Fへ。おなかがすいたらKFCが北側通路(左)の真ん中Maglevの向かいあたり、Burger KingがTerminal2の南側の角(この地図で一番右上)にある。KFCは英語が通じなかったが、Burger Kingはさすがに欧米人が多く訪れるのか特に問題なかった。あと自分は行かなかったけど、Maglevの横の、北側と中央をつなぐ細い通路にもファーストフードスペースができているらしい。

Pudong Map

KFCは前回来たときに行ったので、今回はBurger Kingに行った。Wireless LANが使えるらしいが詳細が不明。入り口はメチャクチャ狭いが、奥に入るとかなり広大なスペースになっている。通信ができれば時間つぶしにはなかなかいい場所といえる。

Burger King

店内には中国らしい怪しげなメニューも。俺様が四川に行くことを狙い撃ちしたかのようなメニューではないか。頼んでみたかったが、あいにく機内食を食べたばかりで腹が減っておらず…日本で売ってくれないかなぁ、これ。

mahrahbuerger

オニオンリングとコーラMを注文。20元、日本円にして300円もしないが、中国の相場からすると結構たかい。マクドならセットメニュー頼んでおつりがくる値段だ。

Onion Rings & Drink

こちらはMaglev乗り場。右の青いカウンターでチケットを買って、左から乗り場へ入る。自動販売機ではないので「大人1枚」とかそのレベルの中国語は準備しておいた方が良いだろう(自分が前回行ったときは中国語の達者な友人が一緒で全く困ることはなかった)。

Maglev Station

お土産なんかのお店はTerminal1の3Fがそこそこ充実している。本屋さんもあった。搭乗口付近のスペースにもかなりお店があるので、急いでいる場合はとっとと搭乗口まで入ってしまって、そこで買い物するのも良さそう。これは搭乗ゲート付近のお店。ファミマもなぜか2軒あるし、お土産から食事までバリエーション豊か。

Shops inside

この空港に来るといつも思うのだが、地震で万が一天井が落ちてきたら、この白い棒が突き刺さってけがしたり亡くなったりする人が多発するだろう。

時間には余裕を持って

とまぁ、どうやって浦東国際空港で時間つぶしするか、という話ではあるのだが。

浦東国際空港はとにかくメチャクチャ混んでいるので、日本の成田のような感覚で時間に余裕があると過信するのだけはやめた方がいい。チェックイン、手荷物検査、出国手続き…手続き自体はすぐ終わるのだが、どれも行列、行列、行列。待ち時間がハンパない。特にチェックインは横入りが横行し、カウンターでは必ず誰かしらが大声でなにかについて文句をいっている。

乗り継ぎの間が2時間くらいしかないとすると、結構ギリギリな印象。自分のように5時間もあるとさすがに余裕なので、どこでどう時間をつぶすか2〜3時間分くらい計画しておいた方が良いだろう。空港についてから考えはじめるようだとあれよあれよと時間が過ぎていく。待ち時間とはいえ大事に使いたい。

東京=成都、空路の選択

空路の選択

成都へ行くには当然飛行機で行くわけだが、航空会社も複数ありいくつかの選択肢から選ぶことになる。

成都直通便

長時間飛行機に乗っているのは辛いが、乗り継ぎで降りたり乗ったりを繰り返すのはもっと辛い。できることなら直行便で最初から最後までぐっすり眠っていきたいところ。そこでブルジョア層向けにはANAの直行便がある。6時間飛行機に乗っていればもう成都だ(とはいえこれも2011年に就航したばかりで、このあたりに日本からみた成都の位置づけが垣間見える)。

しかし売り上げが何年も右肩下がりのままな会社の平社員に、往復25万円もする空路が許されるわけがない。当然のことのように、中国東方航空の往復8万円という格安プランが提示された。ここまで値段が違うというのも何か間違っている気がするのだが、まぁ、忙しいビジネスマンの中には空港で何時間も乗り継ぎで時間を無駄にできないから金で時間を買う人もいるのだろう。

北京経由、上海経由

成都へ行くには上海乗り継ぎと北京乗り継ぎの大きく二つのルートがある(と思う)。自分は成都を2回訪れているが、2回とも上海ルートだった。北京ルートをつかったことのある人の話では、北京は乗り換えの間の時間にあまり余裕がないらしい。空港で荷物を持ちながら走り回るのが趣味、とかでなければ避けた方が無難かもしれない。

しかし上海がお勧めかというとそう単純な話でもない。中国東方航空の上海経由は成田発が10:50、13:50、17:00の3種類から選べるが、10:50の便がかなりのくせ者。10:50成田発は、9時くらいに成田に着けば良いので、朝はそこそこ余裕があるのだが、上海浦東空港での待ち時間がハンパない。

  • 5時間

言葉の一切通じない上海で何をして5時間も時間をつぶせというのか。しかし今回選択できたのは10:50か17:00のどちらか一方ということで、現地到着が23:50というのも次の日に響きそうで嫌だったので、上海で5時間暇つぶしコースを選択した。