MacBook TrackPad USB化計画

MacBookについている入力デバイス、Track Pad。昔はホイールマウスが一番だと信じて疑わず、正直各社が搭載するこのデバイスを見る度に「こんなの使えるか」って思っていた(実際、この頃のトラックパッドはコスト重視の出来の悪いのが多かったのは事実だと思う)。

MacBookについているのはこれしかないから仕方なく使っていたのが、面積の拡大やトラッキング性能の向上で徐々に使いやすくなり、マルチタッチが実現したあたりでなくてはならないものになっていた。

そんなMacBook ProについているTrack Padを、単品のUSBデバイスとして改造するという素敵な情報を公開しているbounavさんという人を見つけた。どうやら以前のMacBook Proでは、フレキシブルケーブル経由でUSBの4本の信号線がそのまま入ってきているらしく、その4本を引き出してUSBコネクタにつけちゃえばUSBデバイスとして使える、ということらしい。良くそんなこと調べたな、ほんと感心するわ…

Macbook pro trackpad conversion – http://bounav.free.fr

そんなめんどうなことしなくても、Magic Track Padがあるけど?

そう、外付けしたいだけなら同じくApple純正のMagic Track Padがある。面積も一番広いし、Bluetoothでケーブルレスなのでデスクがスッキリ。MacBook Proの操作環境をデスクトップPCでシミュレートしようとすると、このMagic TrackPadしかないというのが現状。

もちろんこれはこれで悪くないのだけど、キーボードの右端に置くというスタンダードなレイアウトだとちょっとホームポジションからの距離が遠い。ホームポジションから離れたくないとまでは言わないんだけど、MacBook Proの親指を伸ばせば操作できる形の方が理想に近い。

それでMagic Track Padをキーボードの下に並べてMacBookみたいなことをしようとすると、縦方向に大きすぎるのと、電池ボックスのせいで距離が遠すぎて使いづらいことに気づく。また、Bluetooth接続なのでKVM切替器を通す切替ができず、ペアリングも1台分しか覚えてくれないので基本的にコンピューターの数だけTrackPadを用意しなければならなくなる。そんな馬鹿な。

そんなわけでMacBook ProについているTrackPadがそのまま外部USBデバイスになるなら俺もそれほしい、と思ったので、実現できるかどうかの確証もないままMacBook Pro Early 2008 (A1260)のTop Case中古品を取り寄せた。新品のがいいけど、新品は$240くらいする。たかがTrack Padに2.5万円というのはあまりにもばかばかしいし、何より改造に失敗したときの精神的ダメージが大きすぎるので、まずは中古をPowerbook Medicから取り寄せた。動作確認済みの在庫が1つ$36ほど。

Powerbook Medicの中古品は、美品とはいえないけどまぁ自分できれいに掃除すれば気にならないレベル。ところどころ髪の毛がついていたりお菓子のクズみたいなのが見えたりはするけど、まぁ海外の中古品なんてこれが普通だろう。神経質な方はご遠慮ください。

Top Case Trackpad Assembly for MacBook Pro

MacBook Pro 2008年モデル

ちなみに数あるMacBook Proの中から、あえてbounavさんが改造しているのとは異なるこの2008年モデルを選択したのにはもちろん理由がある。それはマルチタッチに対応した機種だということ。今時マルチタッチ対応しないTrack Padなんてほとんど意味がない。bounavさんが公開しているのはマルチタッチ対応する前のモデルで、基板上のパーツの配置が結構違っているので少し調査が必要にはなるが、基本形は同じである。

ちなみにここでいう「基本形」というのは、USB ControllerがTrackPad側の基板にのっている、ということ。最近のMacBook ProではTrackPoint側にはUSBコントローラーが載っておらず、Logic Board側に移動してしまっているようで、Track Padの外だし改造をするにはLogic Board側も必要になるらしく同じような改造は簡単にはできないらしい。

写真左に見えるCY8C24794がCypressのUSB Controller。CY8C24794のデータシートを見ると、以下のような割り当てになっている。

  • Pin19 : Vss
  • Pin20 : D+
  • Pin21 : D-
  • Pin22 : Vdd

パターンをたどると使えるテストポイントがわかる。
usb_board1

bounavさんのまねをしてボード上のテストポイントに半田付けするなら、5V0/DP/DNのところと適当なGND(例えば下の写真のコネクタ右に見える金色の点)につなげばいい。でもねー、これ、写真だと簡単にできそうに見えるんだけど、超マクロ撮影でようやくこんな感じなので、実際には間隔が1mmあいていないパーツもザラ。割と人間業ではない。老眼でもないのに、作業用にルーペ買ってきてしまったくらい。極細のこて先も持っているけど、もうそういうレベルの問題じゃないというか。

なので、これはコネクタ側の方までたどってピンアサインをしらべて、フレキシブルケーブル側に半田付けする方が楽だし、失敗しても基板が死ぬこともなく安全という結論に達した。コネクタの並び順はCY8C24794からGND以外については基板上のパターンで追える。GNDはテスターで確認。本体につながる8ピンコネクタの左から4本がUSBで、GND/Data-/Data+/5Vという割り当てになっているようだ。

usb_connector

ちなみにこれがフレキ。ケーブルはUSB標準に合わせて黒(GND)、白(Data-)、緑(Data+)、赤(5V)を用意。電源系の黒赤は0.5mm、信号線の白緑は0.26mmのジュフロン線を使った(下の写真は全部0.5mmだけど)。

ribon_connector4

フレキの方が作業が楽、とはいっても、パターンは極細なので全部コネクタ付近に集めるのは無謀。どうしてもここから取らざるを得ないData+/Data-だけコネクタ付近に取り付ける。当たり前だけどフレキは絶縁されていて電気が通らないので、表面をパターンを切らない程度にカッターナイフで削って金属面を露出させて、そこにはんだを盛る。ここが一番難しい。

ribon_connector5

難しいとかいってもこの写真だとどうってことない半田付けにみえるかもしれない。実際には超細かくて0.5mmのシャープペン芯と比較するとこんな感じ。シャープペン太い!

ribon_connector8

電源系はパターンが太く、面積も広いのでよりどりみどり。GNDを表の後ろの方から取る。

ribon_connector6

5Vは表側から取れなくもないのだけど、面積が少なくData系と近いので裏面のここから取った。ちなみにデータ系は裏にもパターンがあるので、フレキのオレンジ色のテープを剥がしてData-もしくは+のいずれか一方を裏につけることもできる。これをやるとData系のはんだ付けが楽ちんなのだけど、Track Pad本体に取り付ける際にTrack Pad本体と触れてしまうのでやめた方がいい。ribon_connector7

引っ張ったケーブルは直接USB Aコネクタとかにつなげてしまうとケーブルの長さが固定になってしまいユースケースが限られてしまうので、USB Micro Bのメスコネクターにつなげて配線はUSBケーブルを使うことに。Micro Bのコネクタは表面実装とかこれまた作業が辛いのが多いので、素人も安心な変換基板付きを秋月電子で買ってきた。もっとも、上記のフレキはんだ付けしたあとでは、表面実装くらい全然問題なくできるんじゃないかって気もしてきたけど…usb-micro-b

今回の工作の全貌。Track Pad本体には全く手を入れていない。

ribon_connector9

完成図。ケースとかがないのでちょっと頼りない見た目だけど、とりあえず動作確認OK。TrackPad

実用化に向けてはケースをどうにか自作しなければならない。金属木材プラ、どれも加工経験がなく厳しいところだけど、とりあえずプラか木材かな。ハンズいって簡単に加工できそうなものがないか見てくるとしよう。

CODE Keyboard (Cherry MX Clear Switch)

昨年夏に少し話題に上った、CODE Keyboard。なかなか良さそうだと思ったのだけど夏の出荷分はあっという間に売れてなくなりオーダーを入れることができなかった。それで次回ロット分出荷待ちのメール通知を登録していたのだけど、先日ようやくモノが届いた。

code08

CODE Keyboardは現時点ではキースイッチの異なる2種類存在する。Cherry MX Clearと、Cherry MX Greenだ。昨年出荷されたオリジナルはCherry MX Clear Switchを採用していたが、今年に入ってからはClear Switchの入手困難からか、Cherry MX Green Switchに差し替えたバージョンも出荷されている。

ただMX GreenはCherry MXの中でも比較的重いスイッチらしいので、Real Forceほどではないけど軽快なタッチを求める自分は、あえてClearスイッチが出てくるのを待つことにした。どうせ買うなら、自分の使い慣れたALPSオレンジ/ピンクと感触が似ている方がいい。

でも、どうやらClearって本当に入手困難なスイッチらしく、半年も待つことになった。ちなみにGreenモデルは今でもフツーにオーダーできる。

値段はUSPSで配送料$50くらいとられて本体と併せて約$200くらい。海外からキーボードを買うといつも結構いい額になってしまうのは、1/4位が送料だから、っていうところがいつも残念。

とりあえずパッケージ

パッケージは白色に薄いグレイで文字の入ったシンプルなもの。

code01

この箱はMatiasのmini tactile proと同じくらいの小さなものなのだけど、配送はこれよりも一回り、いや二回りくらい大きいダンボールに入ってくるので、最初に荷物を受け取ったときにはどれだけ巨大なキーボードなのかと不安になってしまった。開けてみればなんのことない、日本でおなじみの過剰包装で、衝撃吸収剤が大量に入っているだけだった。そんなことしなくていいから送料安くしてほしいなぁとか思うわけだけど、日本人は箱つぶれとかにうるさいから気をつけろ、とかいう感じなんだろうか。

この商品が量販店の店頭なんかに置いてあるとしたら、このデザインは地味過ぎて目立たないだろうけど、通販しかしないならこういうデザインも効果的。関係ないけど一時期のMicrosoftがiPodのパッケージをリデザインしたら、みたいな話を思い出した。code02

外観など

確かめたわけではないけど、本体は見た感じFILCOのMajestouchとそっくり。どうも同じOEMものっぽい感じだ。ちょっと検索したところ、CODE KeyboardのベースになっているWASD KeyboardはCOSTARのOEMだというだけど、なるほど、確かに見た目まさにこれだ。

code03

で、右下にFILCOとかプレートつけたら、多分Majestouchにしか見えない。なんかそこらで購入できるキーボードと大して変わらないって考えちゃうとガッカリだから、これ以上は考えないことにする。

これはテンキーレスモデルだけど、ほかにテンキー付きのフルキーボードもある。値段は$5.00しか変わらないので、純粋にレイアウト的にテンキーがほしいかどうかで決めればよい。

横から。最近のキーボードに多いかなりフラットな並び。個人的には、大昔のキーボードに慣れちゃっているので、もうちょっと大きくカーブを描いている方が好み。code04

キーボードのケーブルはUSB Micro B。ケーブルの取り回しは後方3カ所、左右1カ所ずつの計5カ所から選べるようになっている。

code06

足を立てたときと畳んだときそれぞれのためにフロント側のゴム足がついているのはおもしろい。でもいつも疑問に思うのだけど、こんなフラットなキーボードを足を立てないで使う人っているのだろうか?

キートップ

こうして近づいてみると…残念ながら特に高級感あふれるキーボード、とかいう感じではない、割とフツーのキーボードだった。期待のしすぎは禁物である。

code07キートップはABSで、白色の光を通すものにつや消し黒色塗装がしてあるみたい。文字をキートップに印刷しているわけではないので、長年使っても文字がかすれてくるといったことがないのは一つのメリット。でも使っているうちに表面がツヤツヤになってくるのは避けられなさそう。交換用キートップを販売してほしい。Cherry MXなのでサードパーティー(?)の様々な交換用キートップが使えるというのはあるだろうけど、バックライト透過タイプはあまりほかに例がないので。

OSキーには刻印がなく、Mac用でもWindows用でもない中立的な印象だけど、なんか味気ない。OSキーはDIPスイッチで無効化することもできるので、Windowsキー氏ねとか思っている人は無効化することも可能。ちなみにWindowsとMacではOSキー位置がALTと逆の位置にあるわけだけど、これもDIPスイッチで逆転できる。そのためかどうか知らないけど、キートップを外すための工具も付属している。そういえば、職場でその作業をするためキートップを外していた時に、「あ…壊している…」って言われた。いや、全然壊してませんから…

上から眺めていたら、あちこちのキーにバリが残っているのに気づいた。しかもかなりでかいw。これじゃヘタクソな人がつくったプラモデルみたいだぜ…

code09

Cherry MX Clear Switch

MX Clear Switchは想像していたよりもバネの力が少し強いけど、まぁ許容範囲。ALPSオレンジ軸同様に押し下げ始めたところに軽いタクタイル感がある。リニアタイプが好きな人には向かない感じの感触。

メカニカルキースイッチなので、実際カチャカチャいう音がどの程度なのかと心配していたけど、幸いこれはほとんど気にならないレベルだった。職場なんかに持ち込んでも誰もメカニカルスイッチのキーボードだとは思わないのではなかろうか。むしろ、静かすぎてリターンキーやシフトキーについているスタビライザー(金具)のシャカシャカ言う音の方が気になるレベル。WASD Keyboardでは静音化するためのゴムリングなんかも扱っているけど、特にそういうアイテムを取り付ける必要性は感じなかった。まぁ、あくまでも普段からメカニカルキースイッチのキーボードしか使っていない人の意見ですが。

LEDバックライト

MX Clear Switch以外でほかのWASDキーボードと劇的に異なる点、それは白色LEDのバックライト。キートップは文字が透過するようになっている。明るさはFn+F11で7段階、Fn+F12でOFFと8段階から選択できる。
code05バックライトはMX Clearのスイッチが光るわけではなく、スイッチの上にLEDが配置されているだけ。キートップが小さめで隙間がきっちり埋まっていないこともあり、キーの文字よりも隙間がより強力に光っている。デザイン上狙っているのかこうなっちゃっただけなのかよくわからないけど、ちょっと格好悪い気がする。ベースの鉄板が白色というのも良くないような。

Fnキー

最近のキーボードではよく見かけるFnキー。少ないキーでより多くの機能を提供するために使われることが多い。CODE Keyboardにもついているけど、これは右下にあるApplicationキーと排他での利用となる。Dipスイッチで切り替えるとApplicationキーがFnキーとして動作するようになる。バックライトの調整やマルチメディアキー(再生、一時停止、停止、戻し、早送り、ボリューム+ミュート)が使える。その代わりにApplicationキーは使えなくなるので、Windowsで使う場合は悩ましい選択かもしれない。

このFnキーは名前こそ同じだけど、MacBookとかにあるキーボードのFnとは違う動作なので、Fキーの挙動を変える目的(F1-15キーと、LCDの明るさ調整をしたりMission Controlを呼んだりする機能の入れ替え)では使用できない。あくまでもバックライトとマルチメディアキー専用。この辺はMac、Windows用それぞれある程度特化して作っているMatiasなんかだとちゃんとカバーされているので、なんでもかんでも汎用化するのがいいとは限らないものだと実感したりする。

KVM切替器で使えない…

機能的なところで一番残念だったのが、KVM切替器を入れている職場では使えなかったということ(もともとデスクスペースの狭い職場用に買ったのに…)。KVM切替器はConnect ProのDDMを搭載しているUD-12+を使っているのだけど、ホストPCからバスパワーでつかっていてACアダプタを使っていないので、おそらく供給電力が足りないのだと思う。切替器につなぐとバックライトが点滅を繰り返すだけで、切替器にも認識されない。

こういうときはデバイスをセルフパワードなUSBハブにつけると動いたりするモノだけど、切替器にキーボードとして認識してもらわないとホットキーでの切替ができないから、これもなし。切替器にACアダプタをつなげば使える可能性もあるけど、すでにコンセントも埋まっているし、自宅でつかえばいいか、と考え直して結局CODE Keyboardは自宅のiMacとつなげて使うことにした。

全体としては

なかなかいいんじゃないかと思う。Cherry MXの耐久性とかが気になるところではあるけど、壊れないようならもう一台くらい予備で買っといてもいいかな。Matiasのキースイッチは使い始めて数ヶ月でチャタるようになってきたので、ALPSスイッチを移植する以外ではもはや使う気がしないのだけど、CODE Keyboardはそういうことがないことを期待したい。

Matias mini tactile pro meats ALPS orange switch – Season 1

Matias Keyboard

Matiasはカナダでメカニカルスイッチのキーボードを販売しているブランド。どちらかというとMac界隈で知られたブランドで、日本ではややマイナーだけど、ダイヤテックが販売を代行しているので、国内でも全部ではないけど一応入手できる。もちろん、Matiasのオンラインショップで発注すれば、日本にも送ってくれる。

Matiasの最近のキーボードは、基本的にMatias tactile proの流れを汲むもの。ALPSのキースイッチに魅了されたCEOのEdgar Matias氏が、ALPSのキースイッチ生産終了の知らせを受け、最後に製造されたALPSスイッチをごっそり買い占め、Apple Extended Keyboard IIのようなフィーリングのUSBキーボードを作ったというのが初代tactile pro。デザイン的には、Appleの昔のPro Keyboardを模している。自分は持っていないけど、Webの記事なんかをを見ている感じでは結構評判も良かったようだ。

しかしその後はALPSスイッチが入手できなくなったこともあり、別の「似た」スイッチに切り替えてメカニカルスイッチのキーボードを作り続けている。だから現在ラインナップされているtactile proは名前や見た目こそ似ているけど、残念ながら初代tactileとは別物。

mini tactile pro

そんなMatiasから、テンキーを省いたmini tactile proが登場したのが昨年の初め。Mac向けキーボードも「小型」だけに絞ればApple Wireless Keyboard (アルミ)とかLogitecとかHHKとかそれなりにいろいろ選択肢があるけど、メカニカルキーボードとなると案外なかったりする。見た目的には自分のほしいサイズのキーボードだったし、ちょうどALPS以降のスイッチがどの程度のものなのかにも興味があったので、あまり期待はせず昨年試しに買ってみた

使ってみると感触はALPSスイッチとは全然違ったけど、デザインとかキー配列は現代的でなかなか良く、全体としてのバランスはそんなに悪くなかった。右端の方のキーレイアウトは好きではないけど、よく使うキーをうまく狭いスペースに配置しているし、全く入力できないよりはいい。Fnキーを組み合わせればAppleのキーボードで使えるボリュームや明るさの調整なんかもできるし。

でも、キータッチに関しては、ちょうどCherry青軸のようなしっかりした重めのタッチで、音もカチャカチャと安っぽい音がするのが次第に気になるようになってきた。致命的とかではなかったのだけど、結局使い慣れたAppleのM0116、通称Keyboard Iに戻ってしまった。

Back to Apple Keyboard I

Apple Keyboard IはALPSピンク軸採用で、Appleのメカニカルキーボードの中でもタッチは最高と言わるモデル。メカニカルスイッチ特有のカチカチではなく、どちらかというとスコスコという感触。変に力をかけなくても自然にキーを押し下げることができ、吸い込まれるようにスッと沈む。

しかしキーの配列がかなり変態向けで、F1-F15やDelもないのでVMwareやRemote DesktopでWindowsを使うには少々不便。~とか¥の位置もスペースキーの隣とかだし(これはこれで慣れると案外使いやすいのだけど)。それにUSBで使うにはiMateのように、今は既に製造終了しているUSB変換アダプタが必要になる。今風に使うにはいろいろ不便の出る品であるのは間違いなく、キーの感触をとるか利便性をとるか、あちらを立てればこちらが立たず。

Matias meats ALPS

そんなわけでmini tactile pro、デザインはなかなかいいんだけどキースイッチはやっぱイマイチだなー、本物のALPSだったら良かったのにー、とかかねてより思っていたわけだけど、Webを見ていたら、偽ALPSスイッチをALPSの本物で差し替えるという乙な改造をされている方を見かけた。

それをみて思い出したんだけど、mini tactile proのスイッチ、見た目ALPSにそっくりなのだ。ほら。

R0012468

こちらが拡大写真。
R0012470
こちらがALPSオレンジ軸。全く同じ顔をしている。裏の足も同じ間隔で生えているし、プラスチックのケースも同一形状。差し替えられる、確信した。
R0012474

ちなみにこのオレンジ軸はApple Extended Keyboard I (初代)のもの。一つだけ色が白いのは、プッシュ式のCAPSロックだから。ALPSスイッチの中にはLED付きのものもあるけど、Appleの場合キーボード本体に専用のLEDスペースがあるので省略されているものと思われる。

Extended KeyboardのLEDはこれ。右上に3つ緑LEDが並んでいる。この頃のAppleの拡張キーボードは、F1-F15キーの列が軸を縦方向にしているところも興味深い(困ったことにそのせいで、移植先でキートップが流用できないんだけど)。
R0012475
まぁそんなわけで、思いついたときに手元に材料がそろっていたので、Matias mini tactile proキーボードのALPS化作戦が始まったわけであります。ちなみにApple Extended Keyboard Iってものすごく希少品で、本来ぶっ壊すとか論外なんだけど、こいつはヤフオクで3000円くらいで手に入れた、かなり変色したものだったので、まぁいいかなぁと。一応、保存用にはもう少しきれいなのが、ちゃんと1台とってある。

いざ、移植

実際の移植作業は、半田吸い取ってパーツ剥がしてつけ直すだけ…なんだけど、最初はMatiasキーボード初分解でどういう構造なのかさっぱりわからなくて、まずMatias側で軸を全部抜いてしまった。しかしこれをやる必要は全くないので、良い子は真似しないこと。
R0012479
しかも、これをやるとスイッチの端子部分(写真で各スイッチの奥に見える銀色いパーツ)が曲がってしまって、使えなくなることが多い。ALPSスイッチの場合ここは絶縁板と板バネの合体したパーツなので、余程バカやらないかぎりは壊れない。Matiasのはただの薄い金属板なので抜き方を間違えると即アウトである。

あと、半田づけし直さなくても軸の入れ替えってできるんじゃないかと最初は思っていたのだけど、これはできなかった。表向きは同じ形をしているけど、先の接点の話のように中身はだいぶコストダウンされちゃっていて、別物。同じなのは外観の形状だけだ。当然ながら、ALPSスイッチ同士なら、中のパーツを差し替えれば半田を剥がさなくても軸の交換が可能である。そんなわけなので、次やるときはこんな無駄な作業しないで、いきなり半田吸い取ることにする。

徹底分解後のMatias mini tactile pro。写真撮るタイミングが遅れて、すでにALPSスイッチが2つ載っているけど、細かいことは気にしてはいけない。
R0012482

基板はスイッチを取り付けるベースの1枚に、アップストリームUSBポートを追加するドーターと、ダウンストリームUSB2ポートの基板という構成。どうやらこのドーターボードを差し替えることで、laptop proとかmini quiet pro化することができるようだ。laptop proに無意味なUSBポートがついていることも、これで納得がいく。

試しに一つだけのせたALPSスイッチ。何の改造もなく、素直に乗ってくれた。この状態でUSB接続したところ、フツーにMatiasキーボードとして認識され、キー入力できた。スバラシイ!Matias GJ!

R0012484

しかしスイッチ自体は勢いで外したものの、この空いているスロットすべてにスイッチをのせて半田付けしていくというのは結構気が遠くなるというか…フルキーボードでないとはいえ、約90個ある。

R0012485
根性で載せ替えた。載せ替えたあと一人ではしゃぎすぎて写真を撮るの忘れちゃって、キートップを半分くらいつけたところで我に返ったので、なんかやけに中途半端な写真を1枚パチリ。
R0012486
伝説のALPSオレンジ軸on Matias mini tactile pro。スイッチ単品で押しているとMatiasもALPSも大して変わらないなぁ、とか思うのだけど、実際にキートップをつけてタイプしてみると全然別物。メカニカルスイッチは奥が深い。R0012487
一度くみ上げてからテストしていたら、4つほど打てないキーがあることが発覚した。組み直す前にテストをするべきだった。いや、そもそもALPSスイッチを外した時点でスイッチが壊れていないかテストするべきだった。Apple Extended Keyboardもかれこれ20年以上前のものなので、いくら頑丈なALPSスイッチとはいえ、へたっているものもたまには混じっている。幸いExtended Keyboard側はまだ10個以上スイッチが余っていたので、別のキーをはずして差し替えることで事なきを得た。

せっかくなので壊れているスイッチを分解。いろいろなサイトで公開されているけど、上下のケースと、キーを押し戻すスプリング(中上)、タクタイル感を出すための板バネ(左下)、スイッチ(右下)、そして軸(中下)という構成。
R0012492
スイッチは金属部分が絶縁板を押すことで、2枚の金属板が触れて電気が流れるという構造。壊れたスイッチは、金属部分の折り曲げを強くすることで反応が良くなるスイッチもあれば、全く反応がないものもあり故障の原因はちょっとよくわからない。コテを長時間当てすぎて絶縁板が溶けちゃったかな…

部品を組み立てると、こんな感じ。よく考えたよなぁこんな構造。R0012494
かくして、見た目は依然と何も変わっていないけど、フィーリングだけApple Extended Keyboard IからうけついだALPSオレンジ軸を継承した、俺様的、夢のキーボードが1台組み上がった。
R0012495
これは正直、かなりいい。そろそろCODEキーボードのCherry MX Clear版がオーダーできるようになるらしいと聞いているので買おうか迷っていたけど、どっちかというとmini tactile proとALPSスイッチをもう1ペア確保してもう一個作った方がいい気がしてきた。

ADB Keyboard Collection

ふと、俺いったい今までどれだけADBキーボード買ったんだろう、と思って棚卸ししてみた。

ちなみにADBはApple Desktop Busの略称で、USB普及前のApple製品で使われていたキーボードとかマウスをつなぐためのインターフェース。デバイスのデイジーチェーンとか、その考え方はUSBにもいろいろ応用されているらしい。GriffinのiMateを使えばUSB接続で使えるので今のPCとでも問題なく接続できるのがポイント。

棚からはこんな感じで箱付きの品が出てきた。実は箱がないやつもごろごろ転がっているけど、きりがないのでそいつらは省略。

009

左二つは

  • GS Keyboard
  • Apple Keyboard I Rebuild (今回入手したもの)

右側は上から

  • Apple Extended Keyboard II (JIS、Made in Mexico)
  • Apple Extended Keyboard II (US、Made in USA)
  • Radius Extended Keyboard
  • Apple Keyboard I (これについては前に書いた)

たくさん買ったなぁ。Apple Extended Keyboard IIなんか、これ以外に箱なしのがまだ2つか3つ転がってる。この先いくらほしいと思ってももう新品は買えないものだから、いざというときのためにストックしておくのは大事だと思っていたんだけど、今はExtended Keyboard IIにはそれほどこだわりがないので…こんなにたくさんいらんなぁとか…

本当はこれらがかすんでしまうような、もっとすばらしいキーボードが出てきてほしいんだけど。コスト的に難しい面はあるのだろうけど、受注生産の高級キーボードとか、やれば結構売れると思うんだけどなぁ…

GS Keyboard (Original, Made in Japan)

GS KeyboardはApple II GSのキーボードで最初のADB Keyboard。台湾製と日本製、それぞれのオリジナルとリビルドという組み合わせで4タイプあるらしいけど、これはオリジナル日本製。
007

日焼けはかなり少ない方だとは思うんだけど、こうして写真撮ってみるとそれなりだ。これとは別に台湾製のリビルド品を持っていて、キーボードとして使うときはそっち、この日本製は観賞用(箱にしまって永久保存しているだけ)。傷も少なく手放したくない至高の一品。

008

Radius Extended Keyboard

これは今となっては結構珍しい、radiusのキーボード。radiusといえば90年代はMacの周辺機器を山ほど作っていたメーカーで、Appleが迷走してMacOSをサードパーティーにライセンスしていた時代にはMac互換機も作っていた。これはその互換機用のキーボード。

Apple Extended Keyboard IIにかなりデザインが似ているので、ガワが違うだけで中身一緒なのでは?と思ってしまうがそんなことはなく、Apple Keyboard II(標準キーボードII)と似たフニャペタキータッチの極めて残念な品に仕上がっている。ただ、radiusのロゴは個人的にはかっこいいと思っている。物珍しさに落札してしまったけど、多分この先も使うことはないだろう。

010

Apple Extended Keyboard (US, Made in USA)

ADBキーボードとしてはかなりメジャーでそこそこ人気もあったExtended Keyboard II。ALPSのメカニカルスイッチだけど静音化されたモデルらしく、あまりガチャガチャ言わないのが特徴。感触もKeyboard Iや初代Extended Keyboardには及ばないけど、なかなか気持ちよいもので、個人的にはCherryとか使うくらいならこれのが全然いいと思っている。メカニカル特有のカチャッていうほどよい感触はあるんだけど、初代Extendedのスコーンと落ちるようなスムーズさがないのが惜しいところ。あえてCherryでいうなら茶軸あたりが近いかな。

011

拡張キーボードは生産されていた期間が長いせいか、パッケージングがかわったり生産国が代わったりしている。これは初代のMade in USA。Made in Mexicoの方は結構数が出ているのだけど、初代でこれだけきれいなのは、最近はなかなか出てこない。これも我が家では永久保存版。

012

Apple Extended Keyboard II (JIS、Made in Mexico)

こちらもExtended Keyboard IIだけど、キーに日本語の印刷が入っているJIS版。JISといってもこの頃のAppleのキーボードはプリントされている内容が異なるだけで、配列自体はUS配列だったりするので、USキーボード派も違和感なく使えたりするってことで持っている。日本語の印刷されたキー自体は正直、ダサいといわざるを得ない。

 

013

箱は割と最近のApple製品(といってもPowerPC 60xとかのころ…)でよく見た段ボールに黒印字のもので、本体はMade in Mexico。この辺の違いはJIS版だからとかではなく、単に製造時期がADB時代末期のころだったからだと思う。

014

個人的にはMade in MexicoでもUSAでも、大きな違いは感じない。どちらも非常に気持ちいいキータッチ。このあたりがAppleのキーボードとして到達した一つの完成形だったと思う。机にスペースさえあれば今でも使いたいキーボードの一つ。

 

そんなわけで、ADBキーボードコレクションでした。今年はMatiasのキーボードを2つ試したくらいだったけど、来年も変わったキーボードを見つけたら、いろいろチャレンジしていきたいな。

Apple Keyboard I (Rebuild Version)

My Keyboard持ち込み

最近プロジェクトルームで流行っている(…と思っているのは多分ごく少数の人たち)のが、ノートPCで作業しているから不要なのに、「わざわざ」マイ・キーボードを持ってくる、という活動。

元はといえば、客先で提供されるPCについているキーボードのレイアウトが嫌でLenovoのTrack Point付きスペースセーバーを使っている人たちが2、3名いたのが始まり。Fnキーの位置ってベンダーによって結構違っていたりするのでその辺とか、あとはThinkpad依存症の人たちはTrack Pointがないと嫌だとか、そんな理由だとか。

キーボードにそれなりにこだわりのある自分も「じゃぁ、せっかくなので俺も」って感じでMatias Laptop ProとかApple Keyboard Iとかをもっていって使っていた。すると今度は隣の人が2万円超もする現代の高級キーボードReal Forceをもって現れ、キーボードの良さと重要さを熱く語ったところ、今度はPMがMajestic赤軸を持って登場…というのが今までの大まかな流れ。そして来年はついにUnicompの人がくるとか。HHKあたりが来るかと思っていたのに超想定外な方面からのアプローチで、なんというか、来年も楽しくなりそうなプロジェクトである。

リビルド品?

…と、本筋とほとんど関係のない前置きが終わったところで本題、Apple Keyboard Iのリビルド品。ヤフオクに出ていたので落札してみた。先に書いたとおり職場にKeyboard Iを持って行ってしまったので、自宅で使うためにもう1個ほしいなぁとは思っていたのと、Keyboard Iのリビルド品って初めて聞いたので興味本位で。

今回落札したのはサービスパーツの箱付きで、キーボードカバーまで付属のお得な品。12/25、1年がんばった俺様に届いたクリスマスプレゼント(…なのか?)。

001

Appleのキーボードでリビルド品と呼ばれているのは、オリジナルのAppleが出荷していたものに、デコボコのある特殊な塗装をしてあるモデル。この頃のプラスチックは光にさらされて時間がたつとすぐに焼けてきて汚い色になってしまうので、それを少しでも再生するためにやっていたのだと思うけど、自然な塗装なので、知らない人がみてもそんな処理がされているとは多分気づかないレベル。

004オリジナルと並べてみるとこんな感じ。写真がヘタクソなのでなかなかうまく写らない…右側がリビルド品。どちらもザラっとした感触ではあるのだけど、リビルド品の方が模様が大きくデコボコも大きい。GS Keyboardのリビルド品はヤフオクでもかなりよく見かけるのだけど、Keyboard Iのリビルド品は今まで聞いたことがなかった。結構レアものだと思う。

006

スペースキーは残念ながらかなり焼けてしまっているけど、ほかはとてもきれい。前オーナーもきっと大事に使っていたのだと思う。きれいな、そして貴重な品を譲っていただいて感謝感謝。
002

やっぱりこのキーボードは俺的No.1。Functionキーがない以外は完璧。スペースキーの焼けはO’reillyのなんかに出ていた漂白剤→紫外線でかなり白さを再生できるという噂も聞くので、そのうちダメ元でやってみようかなぁ…003

並べてみた。左が以前落札したスペースキーも含めほとんど変色のない超美品(観賞用)、右が今回落札した品。どちらがどうというより、ちょっと色合いが違っているみたい。005

まぁそんなわけで、ちょっと珍しい品を手に入れたので自慢したくて書いてみた次第。やっぱりApple Keyboard Iはすばらしい。

Oracle Instant ClientのSQL*PlusをMacで使う

Instantとかいうくらいだからアーカイブ展開したら即使えるとかなのかと思ったら、異常に面倒くさかった。

まずはOTNから適当に以下をダウンロードしてくる。SDKとかはいらない。

  • instantclient-basic-macos.x64-11.2.0.3.0.zip
  • instantclient-sqlplus-macos.x64-11.2.0.3.0.zip

これらを適当なディレクトリに展開する。自分は~/oracleとかつくってそこにばらまいた。

[~/oracle] ls -al
total 382920
drwxr-xr-x@ 20 gm7add9  staff        680 11 26 11:40 .
drwxr-xr-x+ 56 gm7add9  staff       1904 11 26 11:13 ..
-rw-r--r--@  1 gm7add9  staff       6148 11 26 11:40 .DS_Store
-rw-rw-rw-@  1 gm7add9  staff        484  2 15  2013 BASIC_README
-rw-rw-rw-@  1 gm7add9  staff        488  2 15  2013 SQLPLUS_README
-rwxrwxrwx@  1 gm7add9  staff      10252  2 15  2013 adrci
-rwxrwxrwx@  1 gm7add9  staff      40768  2 15  2013 genezi
-r--r--r--@  1 gm7add9  staff        368  4 10  2011 glogin.sql
-rwxrwxrwx@  1 gm7add9  staff   64771444 12 19  2012 libclntsh.dylib.11.1
-rwxrwxrwx@  1 gm7add9  staff    2808528  2 15  2013 libnnz11.dylib
-rwxrwxrwx@  1 gm7add9  staff    1897664 12 19  2012 libocci.dylib.11.1
-rwxrwxrwx@  1 gm7add9  staff  118379468  2 15  2013 libociei.dylib
-rwxrwxrwx@  1 gm7add9  staff     158924 12 19  2012 libocijdbc11.dylib
-rwxrwxrwx@  1 gm7add9  staff    1385860  2 12  2013 libsqlplus.dylib
-rwxrwxrwx@  1 gm7add9  staff    1504252  2 12  2013 libsqlplusic.dylib
-rw-rw-rw-@  1 gm7add9  staff    2095661  5 29  2012 ojdbc5.jar
-rw-rw-rw-@  1 gm7add9  staff    2714016  5 29  2012 ojdbc6.jar
-rwxr-xr-x@  1 gm7add9  staff       8744 12 19  2012 sqlplus
-rwxrwxrwx@  1 gm7add9  staff     162324  2 15  2013 uidrvci
-rw-rw-rw-@  1 gm7add9  staff      66779 12 19  2012 xstreams.jar

いざ、実行。

[~/oracle] sqlplus
dyld: Library not loaded: /ade/b/2649109290/oracle/sqlplus/lib/libsqlplus.dylib
Referenced from: /Users/gm7add9/oracle/sqlplus
Reason: image not found
zsh: trace trap sqlplus

はい、エラー。
/ade/b…とか変なパスでリンクしてんじゃねー。

全部install_name_toolで書き換え。

install_name_tool -change /ade/b/2649109290/oracle/sqlplus/lib/libsqlplus.dylib @executable_path/libsqlplus.dylib sqlplus
install_name_tool -change /ade/b/2649109290/oracle/rdbms/lib/libclntsh.dylib.11.1 @executable_path/libclntsh.dylib.11.1 sqlplus
install_name_tool -change /ade/b/2649109290/oracle/ldap/lib/libnnz11.dylib @executable_path/libnnz11.dylib sqlplus
install_name_tool -change /ade/b/1891624078/oracle/sqlplus/lib/libsqlplus.dylib @executable_path/libsqlplus.dylib sqlplus
install_name_tool -change /ade/b/2649109290/oracle/rdbms/lib/libclntsh.dylib.11.1 @loader_path/libclntsh.dylib.11.1 libsqlplus.dylib
install_name_tool -change /ade/b/2649109290/oracle/ldap/lib/libnnz11.dylib @loader_path/libnnz11.dylib libsqlplus.dylib
install_name_tool -change /ade/b/2649109290/oracle/ldap/lib/libnnz11.dylib @loader_path/libnnz11.dylib libclntsh.dylib.11.1
install_name_tool -change /ade/b/2649109290/oracle/rdbms/lib/libclntsh.dylib.11.1 @loader_path/libclntsh.dylib.11.1 libsqlplusic.dylib
install_name_tool -change /ade/b/2649109290/oracle/ldap/lib/libnnz11.dylib @loader_path/libnnz11.dylib libsqlplusic.dylib
install_name_tool -change /ade/b/2649109290/oracle/rdbms/lib/libclntsh.dylib.11.1 @loader_path/libclntsh.dylib.11.1 libociei.dylib

再実行。

[~/oracle] sqlplus                                                                                     [gm7add9@vivace]

SQL*Plus: Release 11.2.0.3.0 Production on 火 11月 26 11:49:30 2013

Copyright (c) 1982, 2012, Oracle.  All rights reserved.

ユーザー名を入力してください:

やっとうごいた。みんなこんな面倒くさいことしてんのだろうか…

13″ MacBook Pro with Retina Display

先週末にCTOでオーダーした13-inch MacBook Pro with Retina display、本日到着。

mb01

どうでもいいけどこのパッケージも最近驚きが少なくてちょっと飽きてきた。Appleの製品は今どれも超薄型になる傾向にあって、写真がただの細い棒にしか見えない箱が増えてきている。薄さを強調したいのはわかるけど、デザインの美しさはそこだけじゃないだろうって。そのうちただの白い箱になっちゃうぜ。

Retina or Not Retina

実は以前からずっとRetina displayのモデルがほしかったのだけど、サイズが最低でも13インチから。現在使っているMacBookはAirの11インチなので、重量とか大きさとかの違いが気になってなかなか踏み切れずにいた。もちろん、そのうちAir11のRetina displayモデルが出る、という勝手な読みもあった(結局今年も出なかったけど)。

自分も昔は厚さ5cmのThinkpadとか光学ドライブ付きの15インチPowerBookを毎日持ち運んでいた(…いつの話だよ)くらいなんだけど、最近はすっかり年とって軟弱になってしまって、ACアダプタ一つ追加しただけで重いと感じる。

で、よくよく調べてみるとやっぱり重量は500gアップくらいになる。だけど、ちょっと発見だったのが面積で、Air11と比べても縦方向に少し大きくなるくらいだということが判明。実際重ねてみると実質この写真の程度の差。これは案外ありかも、というきわめてテキトーな理由で乗り換えを決意。

mb06重量差の500gは…まぁすぐに慣れるでしょう。
iPad1個余分に持っているだけと思えば…あれ?結構重くない、それ?
じゃぁ、ペットボトル500mを1本…うーん、やっぱり軽くない…(以下略)

キーボードとか画面とか

開いてみると、まずトラックパッドがでかい!…ってAir11比較だけど。こうやって比べるとAir11のトラックパッドは小さいので不便なのかというと案外そうでもなくて、あれはあれで横長の画面と比率が合っていて、ちょうどいいんじゃないかっていうのが個人的見解。

mb03

キーボードはUS配列に変更。キーボードカバーはmoshiClearGuardが使える。Retina 13だとコンマ何ミリ空きがでるとかいう噂をどこかで見たけど、全然そんな感じはしない。ピッタリ。ちなみにAir11はFunctionキーが縦にものすごく細いので、カバーは流用できない。

mb04

画面も自分の見慣れた16:9のワイド画面とはだいぶ違う。コーディングなんかのテキスト編集には、たくさんの行を一度に表示できるこちらの方が効率良さそう。

mb05

単体で見ている限りは、Air11インチのシルエットともそう変わりない。鞄も今使っているものがそのまま使える。さすがにケースとかは全部買い換えだけど。
mb02

ちなみに画面の方にはPower Supportアンチグレアフィルムをつけてみたけど、Retina displayに限ってはこれは光沢画面のがきれいに見えていいような気がした。せっかくの高解像度が曇って見えちゃうので少々残念な感じだった。

プロテクター

アルミボディってひっかき傷が結構簡単についてしまうので、カバーがほしくなる。定番のSpeckみたいなカラフルでオシャレなのも好きなんだけど、あれは結構厚みを伴いかさばるので、最近は超薄型の透明フィルムを貼るタイプがお気に入り。それでAir11にはZAGGのInvisible Shieldを使っていてかなり満足していたのだけど、どうも最近ZAGGが日本から撤退してしまったようで入手できなかったので、今回は似たようなところでBodyGuardzを選択。

この写真ではすでにはってあるのだけど、Invisible Shieldと違ってリンゴマークのところが切り抜かれている。裏のねじ穴とかこの辺の切り抜きは、ZAGGよりも上手に処理している印象だけど、リンゴマークはくりぬかなくていいんじゃないかなぁ。そこも含めてプロテクトしてほしいし、フィルムに穴が多いと貼り付けるときに位置合わせが難しくなるので勘弁してほしい(実際にやってみた人にしかわからないと思うけど、ZAGGにしてもBodyGuardzにしても、伸縮する素材なのできれいにはるのはものすごく難しい)。
mb07

横から

後ろの高さはだいたい同じくらい。左がAir11で右がPro13。Airのが高く見えるのは、ゴム足の高さの違いにありそうだ。
mb08

当たり前だけどフロントは歴然とした差がある。mb09あと、ProシリーズはAirと違ってポート類が豊富なのは重要なポイント。Ethernetと外部ディスプレイを同時に使いたいときって結構あるのだけど、Air11だとThunderboltが1つしかないので、画面をThunderboltで出して、EthernetはUSB接続(100Mbps)することになる。これがProだとHDMIもあるしThunderbolt2も2本あるので、mini Display Portから画面出力しながらThunderbolt Ethernet(1Gbps)が使える。縦方向の長さは伊達じゃない。

Mavericks Preloaded

OSはMavericksがプリロードされている。ただここで注意が必要なのは、AppStoreから普通に落とせるのとは別ものが必要らしく、別のマシンで作成した起動USBメモリとかではインストールができないということ。Macは昔からの伝統で、ハードが出荷された時点以前のOSがインストールできないようになっているとかいう面倒な作りになっているので、まぁ「またアレか」くらいの感じでしかないのだけど、同じバージョンのOSなんだからいいじゃん、という気はする。今回のは例の、iWorkが無料でついてくる、来ないの違いがこの辺にあるのかなぁ。

そんなわけで自分で用意した起動USBメモリは使えなかったので、Recoveryで起動してインターネットから入れ直した(Macintosh HDとかいうボリューム名とか、512GBもSSDあるのに1パーティション構成だとか、いろいろ不満のある構成になっているもので)。

次回

buzzhouse designのこんなケース買ってみた。これはまた次回に。

buzzhouse01