部屋の照明修理 Season 2

 

 

部屋の照明は20年くらいになろうかという年代物。過去にはコンデンサが噴いてしまってチカチカするばかりで点灯しなくなって差し替えたりもしたけど、だましだまし直しながら使い続けてきた。

しかしついに先日全く点灯しなくなった。トランジスタが焼き切れたっぽい。どの足にテスタを当ててももれなく通電。ご臨終だな…でもまぁ、そこまで原因がわかっているならパーツ交換で何とかなるだろう、といういつもの軽いノリで、往生際悪く修理作業することに。

それで早速Webから同じパーツをオーダーしようと思ったのだけど、調べてみるとこれがおもしろいくらい売られていない。すべてディスコン。まぁ製品自体が20年前のものなのだから、当たり前か。

仕方がないので代替品を用意することに。トランジスタ系の交換は初めてでサッパリわからないので、アナログ回路の入門書を見ながらデータシートの見方をちょこっと勉強して、データシートとにらめっこしながら適当に3つの品を選定した。

回路シミュレータでスッキリわかる! アナログ電子回路のキホンのキホン

今回差し替え対象となったのはこの3個。

  • Panasonic 2SC4559
  • Panasonic 2SK1605
  • Fuji Electric 2SK1819

それぞれ以下で差し替えた。

  • ST Microelectronics BUL58D
  • ST Microelectronics STF6N52K3
  • ST Microelectronics STF8NM50N

本当にスペック的にOKなのかは知らない。でも、割と近いスペックだと信じている。素人なりに。

写真は、上が元々ささってたパーツ、ヒートシンクに取り付けてあるのが新しいパーツ。

1st 2nd交換したらフツーに点灯した。むぅ、まだまだいけるw

 

EWI3030mのバッテリー交換&ホルダー化

 

EWI3030mのバッテリーホルダー化。別にたいした作業じゃなかったのだけど、Webで検索してもあまりみあたらなかったので、記録として残しておこうかと。

シンセとバッテリー

80年代、90年代のシンセはエディットした音色を取っておくためのメモリがFlashとかではないため、SRAMを維持しておくためにCR2032とかのコイン電池をのせていることが多い。これが10年も20年も立つとさすがに切れているわけで、SRAMのデータを維持できなくなると例の「おきのどくですがぼうけんのしょの1ばんはきえてしました」みたいなことになる。

電池が切れると変更した内容が保持されなくなるのは当然のこととして、メモリーされていた内容もおかしくなるので、時には音が鳴らないなど深刻な誤動作をするようになる場合もある(リセットすれば直るけど)。中古でシンセを入手したりしたときに、ピロピロと変な音しか出ない、とかも案外電池切れが原因だったりするので結構重要。

直付け時代

詳しい理由は知らないのだけど、この頃の機材では電池が基板に直付けされているケースが割と多い。ドライバーで開けてコンビニで買ってきた電池を入れ替える、では済まず、残念ながら半田付けし直さないといけない。

そんなわけで、電池交換するときはこんな感じの電池ホルダーを買ってきて、次からは蓋を開けて電池を入れ替えるだけで良いようにしておくのが一般的。

ホルダー取り付け作業

開けるとこんな感じでフロントのコントローラー関連と液晶、メインと電源という感じ。本気で作れば半分くらいのサイズのケースで作れそうなものだ。ウィンドシンセなんてたいした数は出ないだろうから、多分サンプラーのSシリーズと箱を共用にしていたのだろうけど…ewi3030m-01

ちなみに配線はかなりギリギリで、基板をひっくり返すには6箇所のネジを外した上で、上の写真でいうと手前の方のコネクタを全部抜く感じになる。配線はこんなにピーンと張らなくてもいいと思うんだけどなぁ…

コネクタやネジって調子に乗ってがんがん抜いていくとあとで戻せなくなったりするけど(俺だけ?)、間違って違う場所にさせそうなのは3ピンの青と赤のコネクタくらい。これらはソケットにもコネクタにも色がついているから余程のことがない限り間違えることはない。分解初心者フレンドリーだ。

電池は真ん中あたりにある、黄色く丸いこれ。EWI3030m ROMの真上についている。システムROMをICソケット化しているのに、電池は直付けというよくわからない実装。当時としてはROM交換の方が頻度が高いと読んでいたのかな。
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電池ホルダーが入らない

以前マルツで5個くらいまとめてかっておいた電池ホルダー。なんと、ROM手前のセラミックコンデンサーにぶつかってしまって取り付けられない(写真ではうまくささっているように見えているけど、実は右側の足がささってない)。さすがにこれは予期していなかった。ewi3030m-03 C5というのが実際にぶつかっていたコンデンサー。片方の足が電池ボックスの真下にきてしまうので、仕方なく一度コンデンサーを引っこ抜いて先に電池ホルダーを取り付けた。ewi3030m-05取り外したコンデンサ。

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残っている足もあまり長くはないけど、めいっぱい伸ばして、基板に気持ち斜め向きで差すようにして再度はんだ付け。めんどくせー。でもまぁ、これくらいなら多分言われないと誰も気づかないだろう。

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ちなみにこの配置、実は電池が出て行く方向を3方からコンデンサに囲まれているので、電池ホルダー化したにも関わらず相変わらずバッテリー交換が面倒くさい。バッテリー外すときにコンデンサ破壊したりとかしたら笑えない。

オールクリア

最後にメモリクリアする。EWI3030mの場合SOUND LEVELとLABELボタンを両方押しながら電源ONすると、メモリオールクリアになるらしい。プリセットからMIDI設定からなにからすべてが出荷時の状態に初期化される。部品の実装作業が終わっちゃうと満足しちゃうんだけど、ここ結構重要。

 

 

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