ADB Keyboard Collection

ふと、俺いったい今までどれだけADBキーボード買ったんだろう、と思って棚卸ししてみた。

ちなみにADBはApple Desktop Busの略称で、USB普及前のApple製品で使われていたキーボードとかマウスをつなぐためのインターフェース。デバイスのデイジーチェーンとか、その考え方はUSBにもいろいろ応用されているらしい。GriffinのiMateを使えばUSB接続で使えるので今のPCとでも問題なく接続できるのがポイント。

棚からはこんな感じで箱付きの品が出てきた。実は箱がないやつもごろごろ転がっているけど、きりがないのでそいつらは省略。

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左二つは

  • GS Keyboard
  • Apple Keyboard I Rebuild (今回入手したもの)

右側は上から

  • Apple Extended Keyboard II (JIS、Made in Mexico)
  • Apple Extended Keyboard II (US、Made in USA)
  • Radius Extended Keyboard
  • Apple Keyboard I (これについては前に書いた)

たくさん買ったなぁ。Apple Extended Keyboard IIなんか、これ以外に箱なしのがまだ2つか3つ転がってる。この先いくらほしいと思ってももう新品は買えないものだから、いざというときのためにストックしておくのは大事だと思っていたんだけど、今はExtended Keyboard IIにはそれほどこだわりがないので…こんなにたくさんいらんなぁとか…

本当はこれらがかすんでしまうような、もっとすばらしいキーボードが出てきてほしいんだけど。コスト的に難しい面はあるのだろうけど、受注生産の高級キーボードとか、やれば結構売れると思うんだけどなぁ…

GS Keyboard (Original, Made in Japan)

GS KeyboardはApple II GSのキーボードで最初のADB Keyboard。台湾製と日本製、それぞれのオリジナルとリビルドという組み合わせで4タイプあるらしいけど、これはオリジナル日本製。
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日焼けはかなり少ない方だとは思うんだけど、こうして写真撮ってみるとそれなりだ。これとは別に台湾製のリビルド品を持っていて、キーボードとして使うときはそっち、この日本製は観賞用(箱にしまって永久保存しているだけ)。傷も少なく手放したくない至高の一品。

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Radius Extended Keyboard

これは今となっては結構珍しい、radiusのキーボード。radiusといえば90年代はMacの周辺機器を山ほど作っていたメーカーで、Appleが迷走してMacOSをサードパーティーにライセンスしていた時代にはMac互換機も作っていた。これはその互換機用のキーボード。

Apple Extended Keyboard IIにかなりデザインが似ているので、ガワが違うだけで中身一緒なのでは?と思ってしまうがそんなことはなく、Apple Keyboard II(標準キーボードII)と似たフニャペタキータッチの極めて残念な品に仕上がっている。ただ、radiusのロゴは個人的にはかっこいいと思っている。物珍しさに落札してしまったけど、多分この先も使うことはないだろう。

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Apple Extended Keyboard (US, Made in USA)

ADBキーボードとしてはかなりメジャーでそこそこ人気もあったExtended Keyboard II。ALPSのメカニカルスイッチだけど静音化されたモデルらしく、あまりガチャガチャ言わないのが特徴。感触もKeyboard Iや初代Extended Keyboardには及ばないけど、なかなか気持ちよいもので、個人的にはCherryとか使うくらいならこれのが全然いいと思っている。メカニカル特有のカチャッていうほどよい感触はあるんだけど、初代Extendedのスコーンと落ちるようなスムーズさがないのが惜しいところ。あえてCherryでいうなら茶軸あたりが近いかな。

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拡張キーボードは生産されていた期間が長いせいか、パッケージングがかわったり生産国が代わったりしている。これは初代のMade in USA。Made in Mexicoの方は結構数が出ているのだけど、初代でこれだけきれいなのは、最近はなかなか出てこない。これも我が家では永久保存版。

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Apple Extended Keyboard II (JIS、Made in Mexico)

こちらもExtended Keyboard IIだけど、キーに日本語の印刷が入っているJIS版。JISといってもこの頃のAppleのキーボードはプリントされている内容が異なるだけで、配列自体はUS配列だったりするので、USキーボード派も違和感なく使えたりするってことで持っている。日本語の印刷されたキー自体は正直、ダサいといわざるを得ない。

 

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箱は割と最近のApple製品(といってもPowerPC 60xとかのころ…)でよく見た段ボールに黒印字のもので、本体はMade in Mexico。この辺の違いはJIS版だからとかではなく、単に製造時期がADB時代末期のころだったからだと思う。

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個人的にはMade in MexicoでもUSAでも、大きな違いは感じない。どちらも非常に気持ちいいキータッチ。このあたりがAppleのキーボードとして到達した一つの完成形だったと思う。机にスペースさえあれば今でも使いたいキーボードの一つ。

 

そんなわけで、ADBキーボードコレクションでした。今年はMatiasのキーボードを2つ試したくらいだったけど、来年も変わったキーボードを見つけたら、いろいろチャレンジしていきたいな。

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Apple Keyboard I (Rebuild Version)

My Keyboard持ち込み

最近プロジェクトルームで流行っている(…と思っているのは多分ごく少数の人たち)のが、ノートPCで作業しているから不要なのに、「わざわざ」マイ・キーボードを持ってくる、という活動。

元はといえば、客先で提供されるPCについているキーボードのレイアウトが嫌でLenovoのTrack Point付きスペースセーバーを使っている人たちが2、3名いたのが始まり。Fnキーの位置ってベンダーによって結構違っていたりするのでその辺とか、あとはThinkpad依存症の人たちはTrack Pointがないと嫌だとか、そんな理由だとか。

キーボードにそれなりにこだわりのある自分も「じゃぁ、せっかくなので俺も」って感じでMatias Laptop ProとかApple Keyboard Iとかをもっていって使っていた。すると今度は隣の人が2万円超もする現代の高級キーボードReal Forceをもって現れ、キーボードの良さと重要さを熱く語ったところ、今度はPMがMajestic赤軸を持って登場…というのが今までの大まかな流れ。そして来年はついにUnicompの人がくるとか。HHKあたりが来るかと思っていたのに超想定外な方面からのアプローチで、なんというか、来年も楽しくなりそうなプロジェクトである。

リビルド品?

…と、本筋とほとんど関係のない前置きが終わったところで本題、Apple Keyboard Iのリビルド品。ヤフオクに出ていたので落札してみた。先に書いたとおり職場にKeyboard Iを持って行ってしまったので、自宅で使うためにもう1個ほしいなぁとは思っていたのと、Keyboard Iのリビルド品って初めて聞いたので興味本位で。

今回落札したのはサービスパーツの箱付きで、キーボードカバーまで付属のお得な品。12/25、1年がんばった俺様に届いたクリスマスプレゼント(…なのか?)。

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Appleのキーボードでリビルド品と呼ばれているのは、オリジナルのAppleが出荷していたものに、デコボコのある特殊な塗装をしてあるモデル。この頃のプラスチックは光にさらされて時間がたつとすぐに焼けてきて汚い色になってしまうので、それを少しでも再生するためにやっていたのだと思うけど、自然な塗装なので、知らない人がみてもそんな処理がされているとは多分気づかないレベル。

004オリジナルと並べてみるとこんな感じ。写真がヘタクソなのでなかなかうまく写らない…右側がリビルド品。どちらもザラっとした感触ではあるのだけど、リビルド品の方が模様が大きくデコボコも大きい。GS Keyboardのリビルド品はヤフオクでもかなりよく見かけるのだけど、Keyboard Iのリビルド品は今まで聞いたことがなかった。結構レアものだと思う。

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スペースキーは残念ながらかなり焼けてしまっているけど、ほかはとてもきれい。前オーナーもきっと大事に使っていたのだと思う。きれいな、そして貴重な品を譲っていただいて感謝感謝。
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やっぱりこのキーボードは俺的No.1。Functionキーがない以外は完璧。スペースキーの焼けはO’reillyのなんかに出ていた漂白剤→紫外線でかなり白さを再生できるという噂も聞くので、そのうちダメ元でやってみようかなぁ…003

並べてみた。左が以前落札したスペースキーも含めほとんど変色のない超美品(観賞用)、右が今回落札した品。どちらがどうというより、ちょっと色合いが違っているみたい。005

まぁそんなわけで、ちょっと珍しい品を手に入れたので自慢したくて書いてみた次第。やっぱりApple Keyboard Iはすばらしい。