Matias mini tactile pro

今日は起きたら頭が痛かったので、会社をサボって休んでMatias mini tactile proを受け取ることにした。好きなこととはいえ土日も仕事やってるんだし、調子の悪いときにたまに休んでも罰も当たるまい。今もまだ頭痛い。

配達は突然に

なぜかMatiasの「台湾の工場から出荷されたよ」メールの翌日に突然、日本郵便から配達された。いくら台湾が近くても、国際郵便は1日で届かないだろ〜。どんなタイミングでメール送っているんだ、あんたらは。

2013-08-08-12.09.28

mini tactile proは2013年3月にその存在をWebで知って即オーダーした。しかし当初5月といわれた納品は何の連絡もないまま6月、7月と勝手に延期され、もう手に入らないのではないかと思った頃、順当に8月に延期された。どうせこのまま9月に延期するのだろう、と思っていたところで想像していなかった8月1週目の配達。もうちょい運営をしっかりやってほしい。延期している間も一度も連絡ないし…

tactile pro

mini tactile proのベースは、Matiasの主力製品であるtactile pro。テンキー付きのフルキーボードで、ボンダイブルーなブラウン管iMacの頃のAppleのキーボードに似た形状、特に上部の左右両端にUSBデバイスをデイジーチェーン接続するための端子がついているあたりはGS Keyboardあたりからの伝統。

tactile proがなかなかよさげなのは以前から知っていたし、今は日本でも割と簡単に手に入る。でもAppleのKeyboard IとかGS Keyboardなんかと比べるとかなり大きくて邪魔くさかったので、ずっと手を出さずにいた(初代はALPSのスイッチだけどそれ以降は似ている別物ってことでプレミア感もなくなっていたし)。

そこに来てこの小型モデル。結構これを待っていた人は多いんじゃなかろうか。mini tactile proは最近プログラマーが16進ダンプとかを入力しなくなった、のが理由かどうかは知らないけど、tactile proからテンキーを省いたコンパクトモデル。ただ、コンパクトといってもHHKなんかと比べるとかなり大きい。やはりこの辺はアメリカ感覚なコンパクト、だと思っておいた方がよい。あ、Matiasはカナダの会社だけど。

いざ開封

本体ももちろんだけど、箱もコンパクトでいい感じ。キーボード以外にUSBケーブルが入っている。予想に反して色が銀色で、本体と明らかに合ってない感じがしたので使わないけど。
2013-08-08-12.10.34

テンキーをすてて、カーソルキーとPage Up/Down、Foward Deleteを右端に無理矢理詰め込んでいる。率直に言って美しいレイアウトとは言いがたく、もうちょいなんとかできなかったのか(特に右の方)と思うが、よく使うであろうキーを隙間にがんばって詰め込んだ努力は買いたい。さらにカーソル右上のFnキーと組み合わせることでPage Up/DownがそれぞれHome/Endになる。カーソルキーにはFnの組み合わせでF13〜F15とCDイジェクトが割り当てられている。
2013-08-08-12.14.44

キーの文字はレーザー刻印だとか。若干ピンぼけしたように見え、特に美しいということもないんだけど。各キーの右上にはOptionキーの組み合わせで入力できる特殊記号が書かれているが、余計なものが印刷されておらずすっきりしているのが美しいとされることも多いUSキーボードを考えると、これは好き嫌いがはっきり分かれそう。

2013-08-08-12.15.39

全体像はこんな感じ。上にUSBポートが飛び出している関係で、縦方向に結構スペースをとる。最近はUSBの入力デバイスって減ってきているし、無理にキーボードからデイジーチェーンする必要ないと思うんだけどなぁ。マウスをつなげたかった昔ならわかるんだけど。このスペースを削って完全な四辺形にする方がデザインとしてはいけていると思うんだけどね。

2013-08-08-12.15.55

横から。このままだと平たすぎて使いづらい。
2013-08-08-12.16.32

足が裏に2つついているので、それでたたせるとこの形。これでやっと普通のキーボードって感じ。多段階で調整できるともっといいと思うんだけど、残念ながらON/OFFの二択。キーはAppleの昔のキーボードのようにカーブを描いているけど、よく見ると一番上の列のFunctionキーだけ引っ込んでいてなんか変。ここだけ基板が別なのかなぁ。あまり使わないからいいけど。

2013-08-08-12.16.49

後ろにはmicro USBをつなぐための端子と、左右に次いで3つめのUSBポート。そんなにたくさんいるか?USBポート。ましてこの位置に開けなくても…って気がしてならない。上流につなぐmicro USBも、このデザインだったら横に出せばスマートなのになぁ。よくできたキーボードだけど、デザイン的にはいろいろ細かいところで詰めが甘い感じのする残念な品である。2013-08-08-12.17.29

Apple Keyboard Iと並べてみた。横幅が10キー分少ないけど、奥行きはFunction Keyの1列とUSBポートのバーがある分かなり広がっている。まぁ一般的な89キーのキーボードのサイズはこんなものかな。カーソルキーも逆T字で普通の人が使いやすい配列(いや、横並びのApple Keyboard Iが変なだけか)。

2013-08-08-12.20.33

好みが出そうなのがこのあたりのキーの配列。Page Up/Down、Fn、Foward Deleteはこれでいいのか?個人的にはこのあたりはほとんど使わないのでどうでもいいけど。カーソルキーのところの並びが不揃いに見えるんだよねこれ。

2013-08-08-12.21.17

Forward DeleteがあるということはCtrl+Alt+Delが押せるようになるので、VMwareとかでWindowsのゲストを使う際には重宝するかもしれない。これがAppleの純正アルミキーやMacbookだと、押せないことはないんだけどCtrl+Alt+Fn+BackSpaceなので押しづらくてねぇ。

Apple Keyboard Iと比較すると、わずかながらmini tactile proの方が高さがある。キーはつや消しで、フレームの光沢白との差がだんだん目立ってきそう。交換用キートップとかないのかな。2013-08-08-12.22.08

ちなみにMatiasのキーボードは実物を手に入れてみると、Webで見ていたよりも安っぽく見える、という意見をよく見るのだけど、実際手にしてみると確かにそういう気がする。安っぽいというか、作りが雑。塗装の下にゴミが入ってるみたいな状態のところが数カ所あった。プラモのフレームから外したところをやすりで削ってないみたいな。まぁ使い勝手には関係ないからほとんど気にしてないけど。日本で売ると結構うるさく文句言う人がいるんではなかろうか。2013-08-08-13.03.45
ここまでデザインの文句ばっかいっているけど、とりあえずApple Keyboard Iを外してメインキーボードにしているくらいに、今のところは気にいっている。しっかりしたカツカツ感あふれるメカニカルキーが大好きで、コンパクトなキーボードが好きな人には一応お勧めしておきたい。値段が結構するので誰にでも幅広くおすすめ、とまではいかないけど。

ただ音は想像以上にうるさい。職場の近隣住民から騒音被害で訴えられるレベルのカチャカチャ音。勇気を振り絞って職場に持って行くのもありっちゃありだが、人がたくさんいるところで使うならlaptop proの方がいいかも。

実はmini tactile proをオーダーする際、laptop proにするか結構迷った。でもlaptop proのベースになっているquiet proとtactile proを店頭で比較したとき、quite proはキーを押し込んだときのカチッという感触が弱くて、個人的にはNGだった。quiet proのタッチでも満足できるのであれば、bluetooth接続になっている分laptop proの方がいいと思う。

昔と比べるとろくなキーボードがない現状では、mini quiet proはMac用キーボードとしてはなかなかよい選択肢だと思う。価格が高いとか、なかなか出荷されないとか、作りが雑とか課題はあるけど、こういうものはいつ会社がつぶれて(失礼)オークションで高騰するかわからない。ほしいかも、と思ったらとりあえず買っておくべき。まだ日本では売ってなさそうだし、予備で一個追加オーダーしておくかなぁ。

Advertisements