iYM2151 Data

youtubeには動画としていくつかiYM2151の音源あげているのだけど、iYM2151の元データはどこにも公開していなかった。別に隠しとくようなもんでもないので、公開してみようかと。youtubeにあげてから時間のたってるデータは若干変わっているけど、まぁ細かいことは気にしてはいけない。

iYM2151持ってないと再生できないけど、万が一間違ってDETUNEに3,000円寄付してしまった人は.iymをメールで送りつけてiPadから添付ファイル開くと再生できるので、よかったらどうぞ。

To Make the End of Battle 【→ 改訂版作りました

言わずと知れたYs IIのオープニングテーマ。最近は古代祐三といえば世界樹なのかもしれないが、俺らの世代にとって彼の代表曲は間違いなくこれ。
ベースの音がイマイチだけど、まぁ聴けなくはない。

Dark City – from The Scheme

「究極のゲームミュージック」は明らかに言い過ぎだったけど、ゲームの人気がないにもかかわらず、やたらに音楽だけ人気の高かったThe Scheme。OPNバージョンとOPNA(サウンドボードII)バージョンがあって、普通は同じ曲の別音源バージョンを用意すると思うのだが、Schemeの場合それぞれが全く別の曲という斬新な方式だった。本領発揮しているのは後者だけど、この曲は前者の方。

Ice Ridge of Noltia
Ys IIからノルティアの氷壁。後半のドラスピギター改造音がちょっと失敗しているけど、まぁそれっぽく聞こえるレベルにはしたつもり。

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iYM2151

少し前にiYM2151というアプリケーションがiPadに登場した。80年代に一世を風靡したYAMAHAのFM音源…そのLSIの一つであるYM2151をiPad上に再現したもの。FM音源といえばDX/TX系シンセだけど、2151はX1のFM音源ボードやX68kに搭載されるなどパソコン系での活躍が主な感じだったと思う。あとアーケードゲームにもよく載ってたな。FM音源時代のゲーム音楽が大好きな自分的には、かなりツボなアプリとなった。

音源部を本家YAMAHAが開発していることもあり、音の再現度はかなり高い。しかし残念なことに再現度だけでなく価格もかなり高くて、iPadアプリなのに3,000円と強気な設定。海外では「興味はあるけど高すぎるだろ」という意見をよく見る。YAMAHAへの上納金が相当入っているのだろうけど、それでも確かに高いよね。1,000円台くらいじゃないと売れないんじゃないかなー。

FM音源

一口にFM音源といっても、オペレータ(誤解を恐れずに言えばアナログシンセのオシレーターみたいなもん)数が2/4/6/8とか同時発音数が3/6/8/16とか、かなりいろいろな種類がある。2151はスペック的には4オペレーター8音同時発音。メジャーなシンセサイザーだと同じ4オペ8音のTX81Zあたりが近いが、あちらはOPZというやや新しめのタイプで、オペレータの波形を選択できるのでより音作りの幅が2151よりも若干広がっている。どちらかというと最近中古市場で高騰しているDX100とかが一番近いか。ちなみにX68kなんかと違ってADPCMがないので、往年のゲーム音楽をコピーするには2151のみだとドラムやオーケストラヒット、ボイス系なんかをFMで代用しなくてはならず、かなりつらい。iYM2151で完全再現狙うならドラスピとかファンタジーゾーンとかあたりだろうか。

シーケンサ

iYM2151はiPadのシンセものなので、Core MIDIで外部から入力を受けられるとよかったのだけど残念ながらそうはなっておらず、MIDIキーボードからの演奏とかができない。Core MIDIなしのFM音源単体ではさすがにごく一部のマニアックな人以外遊べないので(?)、一応シーケンサがついている。

これ、DS-10だかM01だかの流れを踏襲したものらしいのだが、個人的にはいろいろな意味でかなりいけてないと思う。メチャクチャ使いづらい。当時の雰囲気を再現していて不便なところも懐かしいでしょ、みたいな話も聞くが、ボタンや液晶画面が似ているだけで20年前こんな操作感のシーケンサはなかったわけで、少なくとも俺にはいいわけにしか聞こえない。

MMLモードみたいなのもあるが、これも偽物である。ただMMLっぽく単音を表示/指定できるだけで昔懐かしいMMLで書けるわけではない。昔ベーマガ見ながら打ち込んだ人はここを誤解して3,000円ポイしないよう注意が必要。

でもまぁ、今時MOTUのDigital Performerにしがみついているような人の意見なので、最近のシーケンサになれている人は案外大丈夫なのかもしれない。あ、そういえば今春発売だったはずのDigital Performer 8ってまだ出てないけど、来年の春だったのか?

iPadアプリとして

なかなか面白いツールなのだけど、使いづらいシーケンサーと、難解とされているFM音源エディットの相乗効果もあってか、いろいろなところで話題にはのぼるものの、使っている人をほとんど見かけない。特にシーケンサーは、もう少し編集機能を増やしてもらわないと、長い曲は打つ気力が出ないと思う。誤操作でeraseした時もUndoがないようなので、ただただ某然とするばかり。

その他にも、保存すると結構な確率で(保存されずに)アプリごと落ちるとか、LFO Depthが正常に記録されないとか、結構イラッとくるバグがたくさん残っている。話題先行でリリースを急ぎすぎたのではないかと疑わざるを得ない。

マニュアルも売り物とは思えないレベル。手抜きだよねぇ、あれ。どっかの外人のレビューでも、このアプリは使いながら慣れるしかなくてひどいって書かれていた。高いアプリなんだからもう少ししっかりつくってもらわないと…

開発元はiYM2151のすぐ後に別のアプリリリースしていたけど、なんか順番間違えているんじゃないかという気がする。バグ修正はまだ一度も来てないし、どっかの記事で書かれていたサンプル曲の追加も来ていない。

いい音源もっているのになんかいろいろな意味で残念なアプリになっている。俺は結構遊んでいるけど、他の人に勧めるにはいろいろアレ過ぎるので早いところ何とかしてほしいところ。