iPhoneの設定

携帯電話の設定

余談だが外国に着いたらまず最初にケータイを適切な設定に変更しておく。勝手にデータ通信が始まってデータローミングなんかされたらたまったものではない。今回はGlobal DataのMi-Fiがあるので、iPhoneの3Gデータ通信は一切使用しない。この場合はCellular DataをOFFにする。Softbankの海外パケット定額を使う場合はONで、Data RoamingもONにする。Cellular Data ONでData RomingをOFFにしておくとパケット通信は行われないがSMSとかは届くようになる(はず。個人的にはあまり意義を見いだせない設定)。

Enable 3GをONにしておけば、ローミングで電話をかけられるし、日本からの電話も受けられる。とはいえ、ひとたび電話にでてしてしまうとそれだけで数百円取られてしまうので、実際には誰がかけてきたか見るくらいにして電話には出ない方が無難。電話を使う気がないのであればEnable 3GもOFFでかまわない。

中国で海外パケット定額を利用する場合はCarrierのAutomaticをOFFにして、CHN-UNICOMを選択する。左上には「中国联通」が出てればOK。

浦東国際空港で乗り継ぎ

浦東国際空港は上海の空港だけあってものすごく広いのだが、何もおもしろいものがない。前回は中国に初上陸だったのでMaglevとかに乗ってみたりしたが、前回既に最高時速を体験している(時間帯によって運行速度が違うらしい)し、珍しがって何度も乗るようなものでもない。次の乗り継ぎまで間が5時間もあると、次の便のチェックインもまだ上海に着いた時点では受け付けてもらえず、なのに成田で預けた荷物は一度上海で下ろされてしまうので、重い荷物を引きずって回らなければいけない。どう見ても悪質な嫌がらせである。

とりあえず入国

成田→上海が事実上の中国入国になるので、パスポート見せて入国カードだして手続きをする。中国語で話されて何言ってるかサパーリわからないのだが、パスポートの写真と本人確認のためにカメラの方を見ろ、っていわれるのでそこだけ注意する。指さしてくれるから何となくわかるが、何も知らないと若干戸惑う。俺、時代遅れなんだろうか。

入国手続きが済んだらBaggage Claim Areaへ。ただの乗り継ぎなので預けた荷物がここで必要になる予定は全くなく、そこら辺は勝手にうまく次の飛行機に積んでほしいのだが、成田のチェックインで「上海で一度荷物を受け取ってください」って言われているので渋々取りに行く。ちなみに浦東国際空港は2つターミナルがあるけど、中国東方航空が到着するのはTerminal1、古い方。

Transit01

何番のレーンに荷物が流れているのかはここの画面に出ている。とっとと番号のレーンにいって、荷物を回収する。

transit02

ここはとりあえずどこの空港でも一緒。誰よりも早くベルトコンベアに駆け寄り、周りの人々をなぎ倒してでも自分の荷物を確保する。

baggage claim area

預けた荷物をピックアップしたら(Transfer Serviceみたいなところがあるけど、たぶん違うので)税関申告なしの出口から荷物を持って出る。乗り継ぎなんだけれど、まぁ要するに一般の、上海で降りるお客さんと同じ扱い。

お店とか

浦東空港は3階建て。到着ロビーが1Fで、3Fが出発ロビー。2Fは基本は吹き抜けで1Fとつながっているけど、軽食のあるCafeがある。入ったことはないけど見た目かなり中華風なので、単にコーヒーが飲みたいなら3Fの角っこにあるこちらのCafeの方がいいかも。自分はこれも入ったことないけど。

Cafe on the 3rd floor

Maglevや地下鉄に乗りたければ2Fへ。おなかがすいたらKFCが北側通路(左)の真ん中Maglevの向かいあたり、Burger KingがTerminal2の南側の角(この地図で一番右上)にある。KFCは英語が通じなかったが、Burger Kingはさすがに欧米人が多く訪れるのか特に問題なかった。あと自分は行かなかったけど、Maglevの横の、北側と中央をつなぐ細い通路にもファーストフードスペースができているらしい。

Pudong Map

KFCは前回来たときに行ったので、今回はBurger Kingに行った。Wireless LANが使えるらしいが詳細が不明。入り口はメチャクチャ狭いが、奥に入るとかなり広大なスペースになっている。通信ができれば時間つぶしにはなかなかいい場所といえる。

Burger King

店内には中国らしい怪しげなメニューも。俺様が四川に行くことを狙い撃ちしたかのようなメニューではないか。頼んでみたかったが、あいにく機内食を食べたばかりで腹が減っておらず…日本で売ってくれないかなぁ、これ。

mahrahbuerger

オニオンリングとコーラMを注文。20元、日本円にして300円もしないが、中国の相場からすると結構たかい。マクドならセットメニュー頼んでおつりがくる値段だ。

Onion Rings & Drink

こちらはMaglev乗り場。右の青いカウンターでチケットを買って、左から乗り場へ入る。自動販売機ではないので「大人1枚」とかそのレベルの中国語は準備しておいた方が良いだろう(自分が前回行ったときは中国語の達者な友人が一緒で全く困ることはなかった)。

Maglev Station

お土産なんかのお店はTerminal1の3Fがそこそこ充実している。本屋さんもあった。搭乗口付近のスペースにもかなりお店があるので、急いでいる場合はとっとと搭乗口まで入ってしまって、そこで買い物するのも良さそう。これは搭乗ゲート付近のお店。ファミマもなぜか2軒あるし、お土産から食事までバリエーション豊か。

Shops inside

この空港に来るといつも思うのだが、地震で万が一天井が落ちてきたら、この白い棒が突き刺さってけがしたり亡くなったりする人が多発するだろう。

時間には余裕を持って

とまぁ、どうやって浦東国際空港で時間つぶしするか、という話ではあるのだが。

浦東国際空港はとにかくメチャクチャ混んでいるので、日本の成田のような感覚で時間に余裕があると過信するのだけはやめた方がいい。チェックイン、手荷物検査、出国手続き…手続き自体はすぐ終わるのだが、どれも行列、行列、行列。待ち時間がハンパない。特にチェックインは横入りが横行し、カウンターでは必ず誰かしらが大声でなにかについて文句をいっている。

乗り継ぎの間が2時間くらいしかないとすると、結構ギリギリな印象。自分のように5時間もあるとさすがに余裕なので、どこでどう時間をつぶすか2〜3時間分くらい計画しておいた方が良いだろう。空港についてから考えはじめるようだとあれよあれよと時間が過ぎていく。待ち時間とはいえ大事に使いたい。

東京=成都、空路の選択

空路の選択

成都へ行くには当然飛行機で行くわけだが、航空会社も複数ありいくつかの選択肢から選ぶことになる。

成都直通便

長時間飛行機に乗っているのは辛いが、乗り継ぎで降りたり乗ったりを繰り返すのはもっと辛い。できることなら直行便で最初から最後までぐっすり眠っていきたいところ。そこでブルジョア層向けにはANAの直行便がある。6時間飛行機に乗っていればもう成都だ(とはいえこれも2011年に就航したばかりで、このあたりに日本からみた成都の位置づけが垣間見える)。

しかし売り上げが何年も右肩下がりのままな会社の平社員に、往復25万円もする空路が許されるわけがない。当然のことのように、中国東方航空の往復8万円という格安プランが提示された。ここまで値段が違うというのも何か間違っている気がするのだが、まぁ、忙しいビジネスマンの中には空港で何時間も乗り継ぎで時間を無駄にできないから金で時間を買う人もいるのだろう。

北京経由、上海経由

成都へ行くには上海乗り継ぎと北京乗り継ぎの大きく二つのルートがある(と思う)。自分は成都を2回訪れているが、2回とも上海ルートだった。北京ルートをつかったことのある人の話では、北京は乗り換えの間の時間にあまり余裕がないらしい。空港で荷物を持ちながら走り回るのが趣味、とかでなければ避けた方が無難かもしれない。

しかし上海がお勧めかというとそう単純な話でもない。中国東方航空の上海経由は成田発が10:50、13:50、17:00の3種類から選べるが、10:50の便がかなりのくせ者。10:50成田発は、9時くらいに成田に着けば良いので、朝はそこそこ余裕があるのだが、上海浦東空港での待ち時間がハンパない。

  • 5時間

言葉の一切通じない上海で何をして5時間も時間をつぶせというのか。しかし今回選択できたのは10:50か17:00のどちらか一方ということで、現地到着が23:50というのも次の日に響きそうで嫌だったので、上海で5時間暇つぶしコースを選択した。

成都通信事情

通信環境の準備

さて、海外に行くとまず困るのがネット環境。ホテルなどではインターネット接続できて当たり前になりつつあるが、街中で通信できないのは結構痛い。Google Mapsも使えないし、オンライン辞書もだめ。ネット常時接続に慣れてしまっている身ではただでさえ不便なのに、言葉の通じない国でこの状態はかなり厳しい。

前回四川に行ったときは、ちょうどSoftbankの定額データローミングがキャンペーン価格だったので2、3日利用していた。今回はキャンペーンも終わっていたし、前回利用したときに「日本時間の0:00から23:59までを1日として課金」がわかりづらくて面倒くさかったので、正直なところ、今回はあまり使いたいとは思わなかった。2000円近い値段も最初は前例がなかったので革新的な安さだと思ったが、1週間もあると16,000円。安いとは言いがたい。

Global Data Mi-Fi

mifi router

それで少し検索したところ、Global Dataが1日680円で3Gルーター貸してくれると言うことだったので、今回はこちらを利用してみることにした。空港で借りて空港で返せるのが便利。ルーターを持ち歩くのが苦でなければSoftbankの定額サービスよりもこちらの方がいいと思う。ちなみにGlobal Data以外にも複数の業者が同様のサービスを提供しているが、自分が調べたタイミング(2012/4)ではGlobal Dataが一番低価格だった。

 

電話を空港で借りていくという選択肢をとる人もいると思うので、そういう人は今時ならスマートフォンを借りていけばいいのだと思う。が、出張で行く場合は職場の固定電話が使えるから通話なんて実際そんなに使わないし、空港からお迎えの人を呼ぶとかくらいなら日本のケータイでローミングしてもせいぜい1通話数百円で済む。それに空港で借りられるケータイの通話料は案外安くない。この辺は使い方次第で変わってくるけど、Skypeとかを使う手もあるわけなので、どんな使い方をするのか冷静に考えて選択した方がいいと思う。

ちなみにGlobal Dataでもあまり大々的には書かれていないけど、3日間で400MBを超える通信を行った場合通信制限される可能性がある、とされている。これは結構厳しい。自分は会社やホテルの通信環境メインだったのでそんなに使い込んでいないけど、RSSの記事をゴッソリキャッシュしてしまうソフトとか、ファイル添付メールが山ほど来る人とか、写真を撮ったらとっととFlickrとかDropboxにあげてしまうというような人は設定を変えるとか注意が必要。あ、そういう意味ではSkypeとかも微妙か。

電波状況

ちなみに現地を訪れる前に気になるのが、街中でどれくらいつながるのか、というところ。Global Dataに電話して成都で使えるか聞いてみようとも思ったが、そもそも前回行ったときにiPhoneがChina Unicomで問題なく通信できていたので、まぁその辺はあまり心配することもあるまいと考え、ぶっつけ本番で行った。申し込んだのが期限ぎりぎりで、確認している余裕がなかったというのもあるが。

結果から言うと、自分の訪れた場所では問題なく3G通信することができた。Global DataのMi-Fiはアンテナ本数とかが本体に表示されないので状況がつかみづらいのだが、Webの管理画面なら5段階表示可能で、たまにのぞいてみた感じ4本くらいは立っていた。途中数回、ルーターがふん詰まって動かなくなり、何度か手動で再起動したけど、あれは電波状態とはあまり関係ないだろう。

mi-fi admin console

主な利用場所は以下の通り。

  • 上海/浦東国際空港(Terminal1/2)
  • 成都/双流国際空港
  • 成都/天府広場付近
  • 成都/天府Software Park

一番最初にTransitの上海浦東空港でつかってみたけど、ここは問題なし。Terminal2の果てにあるBurger Kingには無料のWi-fiがあるぜ、って書いてあったが接続手順とかSSIDとかどこに書いてあるのかさっぱりわからず、Global Dataの方で接続した。国内線の乗り継ぎでは周りの人が多すぎたせいか通信が途絶えがちなところもあったが、少し前の新宿や渋谷でのSoftbankのつながらなさを考えればまぁこれだけできていれば上出来ではないかと。

成都の空港も問題なし。Tianfu Square(天府広場)は成都中心部にある公園(?)。毛沢東の像があったりする。少し北に行けばショッピングセンターが建ち並ぶ繁華街。このあたりは成都中心部なので、おおむねどこでもOK。

ちなみに成都には2010年に完成したばかりの地下鉄(地鉄って書いてあった)が走っているが、地下鉄の車内でも駅付近であれば利用することができたので、日本にいるのと大差ない通信環境だといえる。職場はその地下鉄で最南端のCentury City(世紀城)駅からさらに南に15分ほど歩いたところにあるTianfu (天府) Software Parkというソフトウェア開発関連の会社や学校が集まっているエリア。繁華街からはだいぶ離れるがここも全く問題なかった。

Twitter、Youtubeの制限

そんなわけで電波状況は割と良いことがわかったのだが、残念ながら中国はコンテンツの制限がある。Twitter/Youtubeあたりへは全く接続できない。もちろんそういう話は事前に聞いていたのだが、前回Softbankのデータローミングをつかった際には何の問題もなく成都からTwitterに接続できていたので、今回「アレー?」となってしまったのだ。

どうもGlobal Dataのルーターで通信するのは純粋に中国国内の通信環境と一緒のようなのだが、Softbankのデータローミングは特殊らしい。自分の場合は日本の自宅においてある自宅サーバーにSocks ProxyしてもらうことでTwitterもつかうことができたが、「ガンガンTwitterを使いたい」とか「Youtube見ないと死んでしまう」というような重度の障害を持つ人たちは、Softbankの海外パケット定額サービスを使うのもアリだろう。

ほか

そんな感じで、予想以上に成都でのMi-Fiの使い勝手は良かった。400MB/3日の制限を気にしなくて良ければもっとすばらしいのだが、まぁ一日680円、あまり文句も言えまい。唯一気になるのはルーターのバッテリーで、カタログスペックは4時間らしいのだが連続通信でいくと2時間チョイくらいらしい。自分はUSB充電できるeneloop持っていたので予備バッテリーとかは借りなかった(追加料金100円/1日)けど、たくさん使う場合は検討した方がいいだろう。Global Dataの予備バッテリーオプションは日数分の金がかかるので、それだったら成田空港の電気屋さんでリチウムイオンバッテリーとか買った方がいいと思うけど。

成都出張

4/21から1週間ほど中国の成都(Chengdu)に出張した。大手SIerで主流になりつつあるGlobal Deliveryというやつで、自分の場合はDesign/Codingを行う中国開発メンバーへの要件伝達とスキルトランスファーが目的。

成都は四川省の中心にある街で、北京や上海と比べればだいぶ田舎らしいが、そこそこ近代的で住みやすそうな街である。山に囲まれた盆地でいつも雲に空を遮られており、晴れることが少ないとか。緯度は日本で言うと九州・沖縄あたりで気温は東京よりも5度くらい高く、まだ4月下旬というのに街をゆく人たちは皆半袖シャツ。

実は成都へは1年前にも行ったことがある。九寨溝、黄龍の観光が目的だったが、成都は四川観光の拠点的位置づけであるためツアーなどでもここを中心に動くことが多い。その時は成都観光はおまけであったので、街中にでてショッピングだとか食べ歩きだとか、そういうことをする時間はほとんどなかったのだが、今回は2回目で仕事で来ていることもあり、前回とは違うところを見て回ろうと決めて行った。まぁ、回るといっても、日曜日1日しかフリーの日はなかったんだけど。

成都出張にあたり、事前にWebでイロイロ調べたのだけど、案外情報が少ないことに気づいた。今回は事情によりTwitterもあまり現地で使えずネタと写真がたまる一方だったので、その辺を整理しつつBlogにまとめてみようと思った次第。